1歳児の寝かしつけ方法やコツは?おすすめの入眠儀式とグッズをご紹介!
子どもが 1歳を迎えるころから、寝かしつけが一筋縄ではいかなくなってきたと答えるマママは多いようです。子どもの急激な成長にあわせ、今までの寝かしつけ方法も見直す時期だといえるでしょう。1歳児の寝かしつけ方法や、おすすめの入眠儀式、効果が期待できる寝かしつけグッズを紹介します。
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目次
1歳児の寝かしつけをスムーズにするコツは?
生活リズムを整える
生活リズムを整え、就寝時間を固定することで、子どもは寝るための心の準備ができるようになります。朝は寝室のカーテンを開け、7~9時ごろに子どもを起こします。食事もなるべく決まった時間にとり、19~21時ごろに布団に入るという流れにできると良いですね。
お昼寝の時間を調整する
子どもがなかなか寝てくれないのは、お昼寝のしすぎで体力が余っているからかもしれません。1歳になると子どもも体力がついてくるので、それまでと同じようなお昼時間では長すぎる可能性があります。子どもの様子に応じて昼寝の回数を減らす・16時以降は寝かさないなど工夫し、夜にたっぷり寝かせるように調整してみましょう。
朝起きたら日光を浴びさせる
子どもの体内時計は未完成です。朝と夜の概念を覚えさせるためにも、朝は寝室のカーテンを開け、朝の光をたっぷりと浴びせましょう。夜は部屋を暗くしてできるだけ静かに保ちます。朝は明るく夜は暗いという概念と、その時間に子どもがすべき行動をリンクさせることで、子どもは寝るべき時間を覚えていきます。
日中にしっかりと身体を使う
体力を消耗することで、寝かしつけをするまでもなくコテンと寝てしまう子どもは多いようです。それまではハイハイばかりで室内で過ごすことが多かったものの、1歳になると歩き始めてくる子が出てきます。
ベビーシューズを履かせ、芝生の上などの柔らかいところをたくさん歩かせてみましょう。まだ歩けないうちや雨の日は、近くの児童館などの、小さい子でも安心できる施設でたっぷり遊ぶのもおすすめです。
お風呂は寝る1~2時間前を目安に入る
身体が温まると眠くなるような気がするものですが、入浴直後の寝かしつけは逆効果です。深部体温といわれる、身体の内部の体温が下がる事によって眠りにつきやすくなると言われています。そのため、入浴後、時間が経って体温が下がってきた頃が寝かしつけには良いタイミングになります。
1歳児の場合、着替え・授乳・おむつ替えなど、入浴後はやることがたくさんあります。入浴後に慌ただしく寝かしつけをしても、ママも子どもも落ち着きません。子どもの心の準備が必要なことも踏まえ、寝かしつけをする1~2時間前までに入浴は済ませておくと良いですね。
入眠前にいちゃいちゃタイムをつくる
子どもに気持ち良く寝てもらうために、寝る前にたっぷりとスキンシップをとることがおすすめです。リラックスできるベビーマッサージも良いですし、ハグやくすぐりで子どもを楽しませてあげるのも良いですね。ママとふれあうことで身体もほぐれ、子どもは満足感を覚えるでしょう。
1歳児におすすめの入眠儀式
毎日眠る前の行動を固定し、ルーティン化することで、子どもは「もう眠る時間だ」と理解します。この寝かしつけまでのルーティンを入眠儀式と呼びます。
絵本を読む
1歳児は、大人の言っていることをだいぶ理解できるようになっています。仕掛け絵本のような遊べる絵本から、短い物語の絵本まで幅広く楽しめるでしょう。まだ遊び足りないと感じる子どもでも、本を読んでもらっているうちに満足し、「そろそろ寝よう」と気持ちを切り替えることができるでしょう。
子守唄や音楽を聞かせる
優しい子守唄や癒やしの音楽は、大人だけでなく子どもにも効果が期待できます。ママが歌って聞かせても良いですし、クラシックCDなどを流すだけでも良いでしょう。眠る前の音楽を習慣化すると、やがて寝室で音楽を流すだけで子どもの眠りのスイッチが入るようになりますよ。
家の中のものにおやすみを言って回る
なかなか眠りたがらない子どもには、遊びを取り入れながら眠りのスイッチを入れるの方法を試してみてはいかがでしょうか。
「もう夜だから、みんなもねんねだね」「おやすみしようね」と語りかけながら、子どもと一緒に、家中のものにおやすみなさいを言っていきましょう。おもちゃやぬいぐるみに一通りおやすみを言ううちに、子ども自身も「もう寝なくては」という気持ちになっていくようです。
お茶や水を飲ませる
眠くなってきても、喉の渇きで寝かしつけが中断してしまうことがあります。ベッドに入る前にお水やお茶を飲ませ、喉を潤わせておきましょう。この方法は、卒乳を目指し、夜の授乳をやめたいときにもおすすめです。
1歳児におすすめの寝かしつけグッズ
絵本
歯磨きやトイレを済ませたら、パパとお相撲をして、ママに絵本を読んでもらって…といった自分の行動を振り返るような優しいストーリーに、きっと子どももこぐまちゃんと一緒に寝る準備ができますよ。寝かしつけにぴったりの絵本です。
ぬいぐるみ
胎内音や子守唄といった赤ちゃんをリラックスさせる音楽を流してくれる、かわいいくまのぬいぐるみです。医師によって開発されたスランバーベアは、なんと30年以上アメリカの産院で使われているという実力派なのです。
スリング
抱っこでの寝かしつけに苦労しているママにおすすめのスリングです。バックルや金具は使用されておらず、綿100%の優しい肌触りで赤ちゃんの入眠の邪魔をしません。着脱が簡単なので、暗い寝室での使用もらくらくです。好みの柄とカラーを組み合わせ、オリジナルのスリングをカスタムできるのも嬉しいですね。
1歳児におすすめの寝かしつけ方法
添い寝
まだ授乳をしている子どもなら、添い乳での寝かしつけをしているママは多いでしょう。身体の密着感が高く安心感を得られる添い乳には、デメリットもあります。
添い乳を長期間続けることにより、おっぱいがなければ入眠できないという状況になりやすく、結果的に子どもの夜泣きの長期化の要因につながることもあるようです。ゆくゆく卒乳することを考えるなら、少しずつ授乳と入眠を分け、添い寝で寝かしつけをすると良いでしょう。
背中トントン、お腹トントン
背中やお腹を一定のリズムで優しくトントンされているうちに眠くなる赤ちゃんは多いようです。理由には、トントンのリズムがママのお腹の中で聞いていた心音と似ている、単調なリズムが人間の脳の働きを緩慢にさせて眠気を促すなど、さまざまな説があげられているようです。
おでこや眉間をなでる
子どもがなかなか寝ないときは、おでこや眉間を指で優しくクルクルなでると良いといわれています。くすぐったいのか気持ち良いのか、なぜか目を閉じてしまう子が多いようですね。子どもによっては嫌がることもあるようですが、手軽な方法なので一度試してみてください。
寝たふりをする
遊び足りずに寝室でももくもくと動いている子どもには、シンプルに寝たふりをするのがおすすめです。1歳になると子どもも知恵がついてくるので、あわよくば遊んでもらおうとパパやママを起こそうとすることもあるでしょう。それでも頑なに寝たふりを続けていると、子どもも観念して眠ってくれるようです。
1歳児の寝かしつけに時間がかかるときの対策は?
あの手この手で寝かしつけをしても、どうしても時間がかかってしまう子どももいます。そんなときは諦めも肝心です。気持ちを切り替え、遊びに付きあってあげても良いでしょう。
その代わり、朝は思い切って早く起こし、生活リズムを全体的に前倒してみてください。朝早くからしっかりと遊ばせ、寝るべき時間にちゃんと眠くなるよう、時間をかけて調整していきましょう。
入眠儀式で寝かしつけの負担を減らそう
心も身体も急成長する1歳児は、みんな楽しいことが大好きです。遊びたいモードの子どもは、「寝なさい」と言われてもそう簡単に気持ちを切り替えることができません。パパやママとしても、子どもの気持ちを否定せず、子ども自身に寝る時間だと気付いてもらうことがベストでしょう。
寝る時間の合図となるのが入眠儀式です。入眠儀式を確立することで、子どもが自分で「眠るモード」へ切り替えていくことができます。家族みんながストレスフリーの寝かしつけられるよう、その子にぴったりの入眠儀式を見つけてくださいね。