入院出産・里帰り出産中のパパの役割とは?赤ちゃんを迎えるためのパパ向けやることリスト!

出産の時期が近づき、そわそわと落ち着かないというパパもいることでしょう。ママが入院しているあいだは、パパは何をすると良いのでしょうか。ママが安心して出産に集中できるようにするために、パパのやることを確認して準備を進めておきましょう。入院中と赤ちゃんを迎えてからのパパの役割について、リストをもとに紹介します。

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目次

  1. ママが出産入院中のパパの役割とは?
  2. ママが里帰り・入院中にパパがやることリスト
  3. ママが出産後にパパがやることリスト
  4. パパとママのふたりで新生活をつくりあげよう
  5. あわせて読みたい

ママが出産入院中のパパの役割とは?

出産を控えたママは、大きくなる身体の負担と不安を抱えています。この時期のママをサポートし、出産後の大変な時期を支えるのがパパの役割といえるでしょう。

パパがママの話を聞くことや身体をいたわることで、ママに安心感を与えられます。勤務の時間を調整したりお酒を控えたりして、急な出産に対応する体制を整えることも重要でしょう。ママがいなくても生活のリズムを崩すことなく毎日が送れるように準備しておくことも大切です。

たとえば、ママが自宅に戻ったときに洗濯物が山積みになっていたり、トイレやお風呂などの水回りがカビだらけになっていたりすると、それだけで産後の仕事が増えてしまいますね。家のことをパパに任せられると思えるだけでママは心強いものですよ。

衣食住にまつわることはもちろん、きょうだいがいる家庭では子ども関連の動きも把握しておく必要があります。赤ちゃんが生まれてからの手続きや役割分担も、あらかじめ確認しておきたい項目ですね。

ママが里帰り・入院中にパパがやることリスト

ママが担当していた家事

ママの出産前に食事、掃除、洗濯などママが担当していた家事をパパが一通りこなしてみて、わからないことや注意すべきことがないかを確認しておきましょう。

消耗品の在庫や電化製品の使用方法、ゴミ出しの曜日や出し方は確認しておきたい項目です。定期的に食材宅配サービスなどを利用している場合は、受け取りや注文の取り消し方法などを共有しておくと安心です。

赤ちゃんを迎える準備

ママと赤ちゃんが家に帰ってきてからあわてないように、赤ちゃんを迎える準備をすすめておきたいですね。赤ちゃんが日中過ごす部屋と寝る部屋の掃除や、ベビーベッドなどの組み立て、ベビー用品の買い出しはあらかじめ終わらせておきましょう。

沐浴やおむつ替えの場所を整理しておけば、よりスムーズに赤ちゃんとの生活がはじめられます。退院する際に車で迎えに行く予定なら、新生児から使用できるチャイルドシートも忘れずにセットしておきましょう。

家電をそろえたり民間の子育て支援サービスや宅配サービスについての情報を集めたりするのも、家事をスムーズにこなす助けとなりますよ。

上の子のお世話

きょうだいがいる場合は、週末だけではなく平日のルーティンを知る必要があります。降園・下校後にすることや習い事の情報を確認しておきましょう。上の子が体調を崩したときに備え、園や学校への連絡方法、常備薬やかかりつけの病院についても把握しておくことが大切です。

赤ちゃんが生まれたら、今まで以上にパパが上の子のお世話をする場面が増えるかもしれません。今後のためにも、ママが入院する前から子育てに関わり、子どもと一緒の時間に慣れておきたいですね。万が一に備えて、自治体の支援や一時保育などの利用方法も調べておくとより安心です。

ママが出産後にパパがやることリスト

入院費の支払い

ママが赤ちゃんのお世話や身体の回復に専念できるよう、事務的な手続きを進めておきましょう。

入院費は出産する施設によって支払い方法が異なります。カード払いや現金払いなど、入院費の支払い方法を確認しておきましょう。現金で支払う場合はまとまった額を用意する必要があります。

近年は出産育児一時金の直接支払い制度もしくは受け取り代理制度を利用している施設がほとんどで、入院費は出産育児一時金を差し引いた額が請求されます。出産育児一時金は子どもひとりにつき42万円です。2023年4月からは50万円に増額されますが、入院費用が出産育児一時金を超える場合には、差し引いて不足している額の支払いが発生します。

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自治体への手続き

赤ちゃんが生まれたら、決められた期間内に自治体への届け出や各種の申請が必要です。提出期間がもっとも短いのは出生届です。児童手当制度の申請期間も短いため、同時に提出すると良いでしょう。赤ちゃんの保険証が手元に届いたら、乳幼児医療費助成制度の登録申請を行います。

また、低出生体重児や早産の赤ちゃんが指定養育医療機関に入院して治療を受けた場合、自治体によっては医療費を助成する未熟児養育医療費給付制度を設けています。制度の対象や申請方法は自治体により異なるため、自治体のホームページや窓口で確認してください。

手続き
申請期間
申請窓口
出生届出生の日から14日以内 (国外で出生したときは3ヶ月以内)子の出生地・本籍地又は届出人の現住所の市区町村
児童手当出生の日の翌日から15日以内現住所の市区町村
乳幼児医療費助成制度自治体により異なる現住所の市区町村
未熟児養育医療給付制度自治体により異なる現住所の市区町村
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健康保険証の申請

赤ちゃんの健康保険証は、パパやママが加入している健康保険に新たに交付を申請します。勤務先の社会保険に加入している場合は、勤務先に書類を提出しましょう。共働き世帯では、パパかママどちらかの収入の多いほうを選ぶことが多いようです。

自営業などで国民健康保険に加入している場合は、住んでいる市区町村に申請します。届け出に必要な書類は自治体により異なるため、ホームページなどで確認してください。

赤ちゃんのお世話

産後のママの身体は、産前の身体に戻ろうとする変化と産後の授乳を促す変化が起こっています。このふたつのダイナミックな変化に加え、身体の痛みや赤ちゃんのお世話による疲れがつのり、心身ともにママには大きな負担がかかっています。

お風呂や寝かしつけ、夜泣きの対応など、赤ちゃんのお世話は夫婦ふたりで協力して取り組むことが重要です。

母乳育児以外は赤ちゃんのどんなことでもパパができるお世話です。頻回な授乳でママが疲れているときはパパがおむつ替えのお世話を担当するなどして、ママが心と身体を休める時間をつくってあげてくださいね。

パパとママのふたりで新生活をつくりあげよう

妊娠・出産を経て赤ちゃんを迎えると、生活は大きく変わります。その変化を身をもって体験しているママとは違い、パパはイメージが追い付かないこともあるかもしれません。

まずは妊娠中からパパ自身が自分の身の回りのことをできるように生活を整えておくと、ママの入院や里帰りの備えになりそうです。ママとたくさん話をして、子育てのイメージや情報を共有することも具体的な取り組みにつながるでしょう。

ママが安心して出産に臨むためには、パパのサポートが不可欠です。ママと一緒に協力して準備を進めてくださいね。

※この記事は2023年1月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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