【体験談】男の子と女の子どっちが欲しい?性別による育児の魅力と大変さの違いは?先輩ママの体験談をご紹介!
妊娠中の方やこれから妊娠をしたいと思っている方の中には、男の子が欲しい、女の子が欲しいといった希望があるかもしれません。男の子と女の子では、小さいうちから性格や育てやすさが違うといわれています。ここでは、先輩ママの体験談を交えながら、男の子育児・女の子育児それぞれの魅力や大変さをを紹介します。
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目次
パパやママの本音…男の子と女の子どっちがが欲しい?
統計数理研究所の2013年の調査によると、子どもをひとりだけ持つとしたら男の子が良いか女の子が良いかという質問に対して、下記のような結果が出ました(※1)。
男の子 | 女の子 | どちらでもよい | |
---|---|---|---|
全体 | 26% | 46% | 25% |
男性 | 38% | 29% | 31% |
女性 | 17% | 61% | 20% |
この結果からは、男性は男の子、女性は女の子を欲しいと考える人が多いことがわかります。自分と同性の子どもであれば、子どもの成長過程や育て方をイメージしやすいためなのかもしれませんね。
男の子育児の良い点
男の子の育児にはどんな魅力があるのでしょうか。実際に男の子を育てているママからままのてに寄せられた体験談とともに紹介します。
素直でかわいい
男の子も女の子もどちらもかわいいのですが、「男の子は女の子と違ったかわいさがある」とよくいわれます。女の子は早熟でしっかりしていることが多く、一方で男の子は甘えん坊の子が多いため、いつまでも無邪気で子どもらしいとパパやママは感じやすいようです。
また、まだ小さいうちは、ママに対して素直な愛情表現をする男の子が多いという意見もあります。「ママ大好き」「ママおててつないで」と毎日何度も言われると、まるで男の子が小さな恋人のように感じられるという声も。ママにとっては異性であるからこそ、かわいさを感じやすいのかもしれませんね。
男の子ふたりのきょうだいを育てています。ふたりともママ大好きで、とにかくかわいいです。どちらがママに抱っこしてもらうかでケンカになることも多く、けんかの仲裁が面倒なものの、内心はかわいいし嬉しいです。子どもたちの寝かしつけのときに、左右から子どもたちに抱きつかれると「あ~幸せだな」と感じます。もう少し大きくなると、きっとママから離れていくのでしょうし、今だけだと思ってたくさん抱きしめています。
現在2歳の娘を育てています。男の子のママが周りに多いのですが、どの子もみんなママが大好きで、見ていて微笑ましいです。口をそろえて「小さな彼氏のよう」と言っていて少しうらやましく感じます。
ママに対して優しい子どもが多い
先輩ママの体験談からは、男の子はママに対して優しいという意見が見られます。男の子のなかには「僕がママを守る」という気持ちが強い子もいるようです。
我が家にはふたりの男の子がいます。私が大きな荷物を持っていると、「僕が持つよ」と自分の身体ほどの袋を一生懸命持ってくれます。4歳頃の話ですが、頼もしく感じました。
男の子は優しいですね。ママに甘えるときの姿や私が困っていたときに心配してくれる姿は、気持ちがこもっているように感じます。
ママにとって新しい発見が多い
男の子は自分と性別が違うため、ママにとっては予想外のことが多いものです。自分が子どものころでは考えられないような遊びをしてみたり、考えもつかない発言があったりと、男の子の言動はママにとって新鮮です。
男の子を育てていると、それまではわからなかった男性の思考回路を知ることができ、自分ではしないような遊びをママも一緒に楽しむことができるでしょう。新しい発見が多いことは、男の子育児の魅力のひとつといえます。
男の子は、小さなころから何をしても発想力が豊かだなと思うことが多かったです。子どもの個性にもよるのでしょうが、絵を描いたりブロックを組み立てたりしても、奇想天外なひらめきがあっておもしろいですね。
息子は電車や車を見るのが大好きで、子どものおかげで私も電車や自動車に詳しくなりました。最初は興味がなかったのですが、いまでは珍しい電車を見かけると、私のほうがテンションが上がっています。今まで知らなかった知識を得られるのも息子のおかげだなと思います。
パパが子どもと一緒に遊びやすい
パパが仕事で忙しい家庭では、子どもと接する時間はママのほうが自然に長くなるため、子どもとどのように接すればよいか悩むパパが多いようです。しかし、男の子はパパにとって同性で興味も似ていることが多いため、幼児期以降になるとパパが一緒に遊びやすいようですよ。
男の子のおもちゃはどう遊べばよいかわからなかったので、誕生日やクリスマスプレゼント選びはパパにお任せしています。パパも自分の子どものころに遊んだブロックや、当時よりはるかに進化したトミカを選んで、楽しそうに遊んでいますよ。
人間関係がさっぱりしている
女の子は小さいころから特定のお友達と遊ぶことが多いですが、男の子は比較的誰とでも楽しく付き合う傾向があります。また、男の子はけんかしてもすぐに仲直りできるケースが多いようです。子どものころは人間関係の悩みが少なく、親にとっても気楽に感じられるかもしれませんね。
息子は仲良しの友達となんでも同じにしたいという気持ちはないようで、持ち物や習い事が友達と違っても気にならないようです。仲良しの友達であっても、自分が好きではない遊びには加わらないこともあります。そのため、男の子ママ同士もつるまなくてよくて気楽です。子ども同士が親の影響をあまり受けずに純粋に気の合う子と仲良くしていて、女の子ママから聞くような人間関係ストレスがほとんどありません。
女の子育児の良い点
では、女の子の育児にはどんな魅力があるのでしょうか。実際に女の子を育てているママからままのてに寄せられた体験談とともに紹介します。
同性のためママが育てやすい
ママは、同性であるためパパよりも女の子の気持ちを理解しやすいといえるでしょう。おもちゃの好みにはじまり思春期の悩みなど、自分の体験に基づきながら、子どもの気持ちに寄り添える場面が多いのではないでしょうか。
女の子は遊び方がかわいいですよね。おままごとやシルバニアファミリーなど、ママの負担が少なく、自分も経験した遊びを好むので、こちらも一緒に遊びやすいです。
言葉が早く聞き分けが良い子が多い
一般的に、男の子に比べて女の子のほうが言葉を習得するのが早いといわれています。早い段階からさまざまな言葉を吸収するので、大人が話す内容についても理解が速く、コミュニケーションがとりやすい、聞き分けが良いと感じる方も多いのではないでしょうか。
女の子、男の子のきょうだいを育てています。姉は2歳の頃には「何をしたいか」などの気持ちを周りに上手に伝えていました。こちらの言うこともある程度は理解していたように思います。一方で弟は2歳を過ぎても数える程度の単語しか出ません。周囲の人に自分の欲求がうまく伝わらないため、怒ったり泣いたりすることが多いですね。
細やかな気配りができる子が多い
女の子は周囲の空気を読む力が長けているという意見がありました。パパやママが困っていると心配したり、何も言わなくてもお手伝いをしてくれたり、小さいうちから細かな気配りができる子が多いようです。
女の子は家庭内の雰囲気をやわらげてくれて、いるだけでパパの機嫌が良くなります。ママとパパが言い合いになりそうなときも、あいだに入って「パパ、怒らないでね」と愛嬌をふりまいて、けんかを阻止してくれます。私がお兄ちゃんを叱り過ぎているときも、私をたしなめ、お兄ちゃんをよしよしとなぐさめていました。
長女は小さい子どものお世話をするのが好きです。3歳の頃から弟の服を着せたり、絵本を読んであげたり、小さいママになったような気持ちでお手伝いをしてくれます。
パパがメロメロになりやすい
パパにとって女の子のかわいさは格別なようで、「娘が生まれたとたん仕事の帰りが早くなった」「おむつ替えやミルクなどのお世話に積極的になった」というパパも多いようです。女の子の誕生は、パパの育児参加を促すきっかけになるかもしれませんね。また、パパが娘にメロメロになっている姿は、ママにとっても微笑ましく、幸せな光景に見えるでしょう。
病気をしにくい
女の子は男の子に比べて風邪などの病気になりにくいといわれています。実際に乳幼児死亡率の男女比においても、女の子のほうが死亡率が低く、また男女の平均寿命の差を見ても、女性のほうが長生きをしています。ただし、女の子だからといってまったく病気にならないというわけではないので、気を付けてくださいね。
女の子のほうが比較的病気にかかりづらいのかな、という印象です。現在2歳ですが、大きな病気や感染症にかかったこともほぼなく、年に数回風邪を引くくらいです。
洋服選びが楽しい
子ども服売り場に行くと、女の子の服は男の子の服に比べかわいいものが多い傾向にあります。子どもが親の好みの服を着てくれるのは短い期間ではありますが、ファッション好きのママにとっては、幼少時代の子ども服選びは楽しいものですよね。
ただし子どもが大きくなると自分の好みが出てくるため、必ずしも親の希望の服を着てくれないこともあるようですよ。
女の子の服はかわいいデザインが多いので、ファッションを楽しめます。我が家の長女は2歳頃から好みが出てきましたよ。子どもの好みを知ることができるのも楽しみのひとつです。
大きくなってママと一緒に楽しめることが多い
ママと娘の親子関係が良好な場合、大人になってからママと娘が一緒に楽しめることが多いのは、女の子育児の魅力のひとつでしょう。
子どもと一緒に買い物をしたり、カフェに行ったり、映画を見に行ったりと、母と娘のおでかけを楽しみにしているママは多いようです。
4歳の娘は料理や手芸に興味があります。今はまだ難しいことはできませんが、これから包丁やミシンなどの道具の使い方を教えて、共通の趣味を楽しめたら良いなと思います。
周囲を見ても、女の子は成長してからも実母とおでかけやショッピングを楽しんでおり、友達のような母娘が多いですね。一方で男の子の場合、大人になってからは両親と距離を置くイメージがあります。
男の子育児の大変な点
男の子の育児では、どんなところが大変なのでしょうか。男の子を育てているママの意見を踏まえてご紹介します。
小さいうちは病気にかかりやすい
女の子に比べて男の子は身体が弱く、病気にかかりやすいといわれています。また、一般的にわんぱくな子どもが多いので、ケガや事故にも気を付けてあげましょう。
子どもの個性や体力にもよるのでしょうが、女の子よりも男の子のほうが病気になりやすいと思います。我が家には兄がいるのですが、兄が風邪や下痢などの病気にかかっているのに妹は元気ということが多々ありましたよ。
力が強く親の体力が必要
男の子は女の子に比べて力が強く、ハードな遊びを好むため、付き合わされる親のほうが体力を消耗することがあります。また、力が強いために物を壊したり、危険な行動にでたりすることもしばしばあるようです。
ふたりの男の子のママです。男の子は遊びが激しいですよね。戦いごっこに付き合わされると、翌日は筋肉痛です。
息子は幼児期から力が強いため、長女に行った安全対策が通用しないことが多かったです。たとえば、ベビーサークルをよじ登ってころんだり、引き出しに取り付けてある安全ロックを引っぱって壊したり、こちらの想像を超えるハプニングが多かったです。
また、薬やハサミなど危険なものをスチールラックの一番上に保管していたのですが、スチールラックの下段に足をかけてジャングルジムのように登ろうとしたことがあり衝撃を受けました。好奇心も力も強いので何をしでかすか、いつもヒヤヒヤです。
ママにとって理解できないことが多い
男の子の言動は異性であるママには理解できず、困惑してしまうことも多いようです。ママにとっては不思議な行動でも、同性であるパパには理解できることがあるので、不安に思ったらパパに相談しても良いでしょう。
洗濯するときに息子(6歳)のズボンのポケットをチェックしたら、セミの抜け殻が入っていたことがありました。ほかの男の子のママに聞いたら、「うちもあったよ」と言っていたので、わりとよくある話なのかもしれません。でも、ママにはちょっと理解できないですよね。
我が家にはふたりの男の子がいます。男の子は言葉を発するようになると、下ネタばかり言う子どもが多いですよね。面白くもなんともない下ネタをよく幼稚園の友達やきょうだいで話していました。買い物のレジ待ちのときに下ネタの替え歌をきょうだいで歌いだしたときは、さすがに困り叱りました…。
プライドが高い子どもが多い
男の子には男の子なりのプライドがあります。たとえば、ささいなことでも勝ち負けにこだわり、自分の負けを認めようとしない男の子も多いでしょう。あるいは、持ち物や服装についても女の子以上にこだわるという男の子もいます。
ママにとっては少々面倒に感じることがあるかもしれませんが、大人の何気ない子どもへの対応でも、子どもの自尊心を傷つけてしまうことがあるので注意しましょう。
女の子育児の大変な点
女の子の育児では、どんなところが大変なのでしょうか。女の子を育てているママからの回答をもとにご紹介します。
洋服や持ち物の好みが強い
女の子は男の子に比べて、服装や身だしなみにこだわる傾向があります。ママが選んだものを嫌がったり、同じものばかり着たがったりするため、朝の支度に時間がかかる、上の子のお下がりを着てくれないなど、ママを悩ませてしまうことも多いようです。
七五三のスタジオ撮影で着物を決めるときも、私と娘で意見が分かれて手こずりました。「今日はこれを着たいの!」と肌寒い日にノースリーブのワンピースを勝手に着て着替えず、実際に風邪をひいたことがあります。
現在2歳の娘を育てています。自己主張が比較的激しい気がします。女の子だからなのか、服や靴などを「これが良い」と主張し、朝の支度に時間がかかってしまいます。
3歳の長女は持ち物やファッションにこだわりがあり、ひとつの服しか着ません。毎日同じ服を着たがり泣くので、夜洗って朝までに乾かして…を繰り返しています。
子ども同士の人間関係が複雑でフォローが必要なケースが多い
女の子は人間関係が複雑で、お友達を取り合ったり、仲間外れにしたり、さまざまなトラブルを起こすことがあります。ささいなことであれば、本人たちで解決できるように見守りたいものですが、場合によっては、先生やほかの保護者と連絡を取り合う必要が出てくることもあります。
精神的に早熟なためにママが感情的になってしまうことがある
女の子は男の子に比べて早熟で、いわゆるおマセな言動が増えてきます。また言葉の習得も早いため、ママの意見に反論することも多いのではないでしょうか。一見子どもらしくない言動があっても、中身はまだ子どもです。感情的にならずに冷静に対応するようにしたいですね。
女の子は、言葉を覚えてくると口が達者な子どもが多いですよね。我が家の長女も幼稚園へ通い出した途端「~って言ってるでしょ」など、主張をしてくるようになりました。今後が心配ですが、できるだけ柔軟に関わりたいと思います。
性犯罪から身を守るための対策が必要
子どもを持つ親にとって想像したくないことですが、幼い子どもでも性犯罪の被害にあうことが少なくありません。特に女の子が被害にあうことが多いため、女の子の親は性犯罪の危険性を理解し対策することが大事です。
子どもに性犯罪について教えるのはなかなか難しいですが、低年齢のうちは「知らない人についていかない」「水着を着て隠れる場所は、見せない、触らせない」と教えることが大事です。マンションの踊り場や公衆トイレ、駐車場など、子どもの身近な場所で被害にあうことも多いので、「ひとりにならない」ことを徹底しましょう。ちなみに、男の子でも性犯罪の被害にあうケースがあるので油断は禁物です。
家族で温泉に行ったときに、当時3歳の娘はパパと男風呂に入りました。今思えば、世の中いろいろな人がいるので女風呂に入れるべきだったのかと思います。少し神経質かもしれませんが、4歳以降は女風呂にしか入れていません。女の子は幼児のうちから気を引き締めておかないといけないですね。
希望の性別がある場合、産み分けできるの?
赤ちゃんの性別は男性の精子が持つ染色体によって決まるため、女性の卵子と受精する精子がX精子なのかY精子なのかをコントロールできれば産み分けられる可能性があります。
しかし、現在の日本では産み分けを確実にする方法はありません。ただ、男の子を妊娠しやすい時期・女の子を妊娠しやすい時期というものはあるようです。女性の腟の中の環境の酸性の度合いによっても、妊娠しやすい性別が異なるといわれています。確実な方法ではありませんが、性別の希望がある場合には産み分け法を試してみても良いかもしれませんね。
男の子でも女の子でもわが子はかわいい!
それぞれの家庭によって「男の子が欲しい」「女の子が欲しい」といった希望があるかもしれませんが、生まれてきた子どもは男の子でも女の子でもかわいいものです。
男の子、女の子の育児はどちらもそれぞれ魅力がありますので、生まれてきた赤ちゃんの育児を楽しんでくださいね。