更新日:2018年07月25日

妊娠超初期・妊娠初期に腰痛?生理前腰痛との違いや腰痛の緩和法、流産との関係は?

妊娠超初期・初期の症状のひとつに、腰痛があります。骨盤をゆるめるホルモンの分泌が腰痛につながるといわれています。生理予定日前後に起こるケースもあり、生理前の腰痛なのか妊娠超初期の症状なのかを見極めるのは大変ですよね。気になる妊娠初期の腰痛の特徴や生理前腰痛との違い、妊娠初期の腰痛と上手に付き合うコツを解説します。

監修 : mamanoko 医師・専門家
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記事の監修

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産婦人科医
藤東 淳也先生

妊娠超初期・妊娠初期とは?

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妊娠初期とは、着床から妊娠4ヶ月頃を指します。妊娠週数では最終月経の開始日を0週0日として数え、0週~15週くらいが妊娠初期に相当します。さらにその中でも最初の0週~4週を「妊娠超初期」と呼ぶこともあります。

妊娠超初期は、まだ検査では妊娠が判明していないころです。そのころからつわりや倦怠感などの自覚症状が現れることがあります。生理前の症状や風邪に似た症状が出る人や、頭痛や腰痛に悩む人もいます。精神的にも肉体的にもデリケートな時期なので、薬の使用などは自分だけで判断しないことが大切です。

妊娠超初期~妊娠初期は腰痛が起こりやすい?

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妊娠初期に、腰の痛みを感じる女性は多いといわれています。妊娠後期ではお腹が大きくなり、重心が変わることで腰痛が起こりますが、なぜ妊娠初期にも腰痛が起こるのでしょうか。それにはホルモン分泌の変化が関係しています。

妊娠すると、分娩に備えてリラキシンというホルモンが多く分泌されます。リラキシンは卵巣や子宮、胎盤などから分泌され、じん帯や関節を緩める作用があります。出産時は赤ちゃんが産道を通るため骨盤が大きく開きます。リラキシンはその準備のため、じん帯を緩めて骨盤を少しずつ開いていくのです。

リラキシンが多く分泌されると、これまで骨盤で身体を支えていた状態が変化します。骨盤の代わりにお尻や腰の筋肉で身体を支えようとするので、今まで以上に腰に負担がかかり腰痛につながります。特に筋肉量の少ない人が妊娠初期に腰痛となることが多いようです。

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妊娠初期症状の腰痛の特徴は?

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一般的な腰痛や生理前腰痛と妊娠の初期症状である腰痛を見分けるのは難しいとされています。痛みにあまり違いがなく個人差も大きいからです。

妊娠の可能性がある時期に、骨盤の周りが特に痛むようであれば初期症状の可能性があります。また、妊娠中の場合は頭痛や便秘など他の症状も同時に出ることが多いようです。ただこうした症状は生理前にもみられることがあり、症状のみから生理前の腰痛か妊娠前の腰痛かを特定するのは難しい人も多いでしょう。

生理前腰痛と妊娠初期症状の腰痛の見分け方は?

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腰痛が起こる時期を確認 

生理前にもリラキシンは多く分泌されるため、妊娠初期と似た腰痛が起こります。痛みの種類も時期もほぼ同じなので、これらを見分けるのはとても難しいといわれています。

生理予定日より少し早い時期であれば生理前の腰痛、生理予定日を大幅に過ぎても出血が起こらず腰痛があらわれるなら妊娠の可能性があります。しかし個人差があるため、腰痛の時期だけでは見分けるのが困難なケースもあります。

基礎体温を測る

基礎体温のチェックは妊娠を意識する人にとっては重要です。面倒でも朝起きたらすぐに基礎体温を測りましょう。一般的な女性の基礎体温は、排卵期が過ぎると高温期になり生理がくると低温期に入ります。生理が来て体温が低くなるようであれば、生理前の腰痛の可能性が高いといえるでしょう。

妊娠が成立すると、プロゲステロン(黄体ホルモン)の影響で高温期が続きます。二週間以上高温期が続くと妊娠の可能性があるといわれています。これとあわせて腰痛の症状があるのであれば、妊娠の初期症状である可能性が高くなります。

他の妊娠初期症状をたしかめる

妊娠の初期症状には腰痛以外にもさまざまなものがあります。頭痛や倦怠感、熱っぽさなどの風邪に似た症状も妊娠時特有のものです。強い眠気や乳房の張り、尿が近くなることもあります。妊娠超初期前後からつわりが始まる人も少なくありません。

腰痛にともなって、これらの妊娠初期症状が出た場合は妊娠の可能性が強まります。身体にいつもと違うところがないか、注意深くチェックしてみましょう。ただ、生理前にもこうした症状が出ることがあるため、違いがわかりにくい人もいるかもしれませんね。

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妊娠検査薬の反応が出るまで待つ

今感じている腰痛が妊娠初期症状なのか生理前腰痛なのか、最終的には妊娠が判明するまでは答えが出ません。どちらなのか早く知りたいと思う気持ちがあるかもしれませんが、焦りは不安やストレスにもつながります。ゆったりと穏やかな心で、妊娠検査薬の反応が出るまで待ってみましょう。

市販の妊娠検査薬は生理予定日の約1週間後から検査できるものがほとんどです。生理予定日前後から検査が可能な早期検査薬もあるので、どうしても気になる人はこちらを試してみても良いでしょう。

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妊娠初期の腰痛は流産の可能性も?

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腰痛は妊娠初期の自覚症状のひとつですが、切迫流産や流産の兆候でもあります。特に下腹部痛や出血を伴うときは注意が必要です。

単なる腰痛と軽く考えず、痛みが強いときやいつもと違う痛みのときには病院に相談してみましょう。妊娠中はリラックスすることが重要なので、病院で診断してもらうことでストレスの緩和にもつながります。

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妊娠初期のひどい腰痛を和らげるには?

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妊娠初期の腰痛は、すぐに治まるものではありません。妊娠中はつねにリラキシンの影響を受けますし、妊娠後期にはお腹が大きくなることでさらに腰に負担がかかります。腰痛を和らげながらうまく付き合っていくために、自分にあった方法を探してみましょう。

お風呂でリラックス

身体の冷えは腰痛を悪化させる可能性があります。身体が冷えると、血のめぐりが悪くなり、筋肉が凝ったり老廃物がたまって筋肉の動きが悪くなったりします。そうなると腰痛の悪化につながることがあるのです。

お風呂で腰をゆっくり温めることで、血流が良くなり腰痛が和らぐこともあります。ぬるめのお湯にゆっくり浸かってみましょう。お風呂はストレス解消にもつながります。お気に入りの入浴剤をいれてリラックスした時間を過ごせば、お腹の赤ちゃんにもママの身体にも良い効果が期待できるかもしれませんよ。

生理前の腰痛の場合も、お風呂が痛みの軽減やストレス解消に効果を発揮するかもしれません。ゆっくり浸かってリラックスしてくださいね。

無理せず休む

腰痛は同じ姿勢で長時間過ごすと悪化してしまいます。特にデスクワークなどで座りっぱなしの人は注意が必要です。立ちっぱなしの仕事や、過度のストレスも腰痛には悪影響であるといわれています。

まずは身体を優先して、無理せず休みを取ることが大切です。横になって目を閉じることで神経が休まり、痛みが治まることもあります。小さな無理の積み重ねが産後の体調にも関わってくるので、妊娠中はできるだけゆっくり過ごす時間を作りましょう。生理前の腰痛に苦しんでいる人も同様に、つらいときは休むようにしてくださいね。

軽い運動

妊娠中の激しい運動はおすすめできませんが、筋肉をほぐす程度の運動であれば腰痛に有効な場合もあります。椅子を使ったり、寝転んだ状態で行ったりするなど、無理をしないで骨盤周りをほぐしていきましょう。軽い運動をすることで血のめぐりが良くなり、冷え性の改善にもつながるかもしれません。

妊娠中の腰痛は、リラキシンによる骨盤の緩みが原因であることが多いです。そのため、骨盤のゆがみをとるストレッチが腰痛の軽減につながることがあります。動画も参考にしてみましょう。軽い運動でも妊娠中は大きな負担になることもありますから、体調がすぐれないときには控えるようにしましょうね。また、腰痛があまりにもひどい場合には医師に相談してからにしてください。

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腰に負担をかけない姿勢

姿勢は腰痛に大きな影響を与えます。姿勢が悪いと体重が一点に集中するため、腰に大きな負担がかかります。座っているときも立っているときも「良い姿勢」を心がけましょう。

座るときの姿勢は、背骨と首がしっかりと伸びている状態が望ましいとされます。立つときは、両足に均等に体重がかかり、背骨がまっすぐ伸びている状態がベストです。なるべく普段から姿勢を意識してみましょう。

寝るときの姿勢も重要です。腰痛がひどいときは、仰向けに寝るよりも胎児のように横に丸まって眠るのが良いといわれています。妊娠後期にもおすすめの「シムス体位(左側を下にして横になる)」を試してみても良いですね。

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妊娠初期の腰痛に薬や湿布は使用できる?

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腰痛対策として、湿布や薬がドラッグストアなどで販売されています。妊娠中でもそれらは使用可能なのでしょうか。

ほとんどの湿布や薬は、妊娠時に使用可能かどうかが注意事項として書かれています。なかには胎児に影響があるものもあるので注意が必要です。自分だけで判断せず、薬剤師に確認するか、医師に相談して薬を処方してもらいましょう。

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妊娠超初期~妊娠初期の腰痛と上手に付き合おう

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妊娠初期の腰痛はつらいものですが、妊娠生活の始まりを告げるものでもあります。妊娠の症状か生理前の腰痛かを見分けたいときは、腰痛以外の症状や基礎体温の変化にも注目してみましょう。

腰痛は妊娠超初期から産後まで続くこともあるので、気長に付き合っていく必要があります。温めたり、ストレッチをしたり、痛みを軽減させる方法を自分なりに探っていきましょう。できるだけストレスを感じない妊娠ライフを目指したいものですね。

妊娠超初期・初期には葉酸摂取を心がけましょう

妊娠1ヶ月以上前から妊娠3ヶ月の女性は葉酸を摂取するよう心がけましょう。厚生労働省は妊娠可能性のある女性に対し、食事からの摂取に加えて1日400μgの葉酸を摂取することを推奨しています。

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出典:belta-ad.jp
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