妊婦の寝苦しさにはシムスの体位!やり方やおすすめの抱き枕
妊娠中は睡眠に関するトラブルが珍しくなく、なかなか眠れない、途中で起きてしまうという妊婦は多いかもしれません。寝苦しさに悩む妊婦におすすめされることが多いのが「シムスの体位」と呼ばれる寝方です。シムスの体位のやり方や抱き枕を活用した方法、逆子への影響や妊婦が注意したい睡眠にまつわる症状などを解説します。
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目次
妊娠中は腰痛などの症状や身体の変化で寝苦しくなる?
妊娠中に身体の不快な症状や不安、ストレスなどを抱えている妊婦は少なくないでしょう。なかでも睡眠に関する悩みは時期を問わず多いかもしれません。つわりがひどくて寝られない、腰痛でいつもと同じ寝方ができない、寝ているあいだに足がつるなどの原因によりしっかりと寝られない、夜中に起きてしまうというケースは珍しくありません。
特に妊娠後期ごろには、大きくなったお腹の圧迫感により寝苦しさを感じる、大きくなったお腹に最適な寝方がわからないという悩みを抱える妊婦が多くなります。妊娠中の睡眠不足は思わぬ転倒事故を引き起こす、仕事や日常生活に影響を与える、ストレスや不安が増すといったこともあります。睡眠不足の原因にもよりますが、妊婦に最適な寝方といわれる「シムスの体位」を試す、日中に少しだけでも昼寝の時間を取るなどの手軽なことから試してみると良いでしょう。
シムスの体位と呼ばれる寝方を実践している妊婦は多い
「シムスの体位」という言葉を耳にしたことがある妊婦は多いかもしれません。妊娠・出産に向けた本では必ずといっていいほど登場する言葉で、寝不足の相談をした際に医師や助産師から実践を薦められたことがある方もいるかもしれません。
シムスの体位は、寝るときの姿勢・体勢の一種を指した言葉です。シムス位・シムスの姿勢・シムス体勢・半腹臥位(はんぷくがい)といった呼ばれ方をする場合もあります。妊娠中、とくに妊娠後期ごろからは大きくなったお腹によって、仰向けの姿勢で寝ると苦しさを感じる妊婦が多くなります。妊婦でもできる寝るときの姿勢のひとつとしておすすめされることが多いのが、「シムスの体位」です。
シムスの体位のやり方は?
シムスの体位は半腹臥位とも呼ばれる寝方で、うつ伏せがベースになります。上半身の左側を下にして、クッションなどを用いてうつ伏せ気味に横になりましょう。顔は布団や枕に埋もれないように横向きにします。下になった腕を背中側に、上側の腕を軽く曲げて胸側に置くと良いでしょう。縦長の抱き枕を用いる場合には、上半身の右側を上にして抱き枕に覆いかぶさる形をイメージすると良いかもしれません。
妊婦がシムスの体位を試す際の注意点
十分な睡眠時間を取ることができないと、イライラする、疲れがとれない、日常生活や仕事への影響が気になるといったさまざまな問題が生じる場合があります。このため、気軽に試すことができるシムスの体位で睡眠の改善を図るのは良いことでしょう。ただし、妊娠中である以上、「無理をしない」という点には注意すべきでしょう。
姿勢に違和感を覚える、痛い・苦しいと感じることがあれば、すぐに中止してください。シムスの体位は医療現場でも行われている方法であり、持病や妊娠の経過によっては適切な寝方ではない可能性もあります。やり方がよくわからない・不安がある場合には、妊婦健診の際に医師に相談してから試すようにしましょう。
シムスの体位は逆子に影響を与える?
出産を控え、お腹の赤ちゃんが逆子(骨盤位)の状態の場合には、さまざまなことが気になるかもしれません。逆子体操や横向きに寝る姿勢を維持するポジショニングと呼ばれる方法などがありますが、医学的根拠は乏しいという説もあります。持病がある場合や妊娠の経過によって合併症が生じている場合を除けば、基本的にはお腹を圧迫せず、無理のないリラックスできる体勢をとるのが良いでしょう。
抱き枕を用いると妊婦もシムスの体位が楽になる
よく眠れない、夜中に起きてしまうといった場合、睡眠サポートグッズを使う方法も有効です。なかでも妊婦に人気の高い睡眠サポートグッズのひとつに「抱き枕」があります。抱き枕はシムスの体位にチャレンジする際にも大いに役立ちます。シムスの体位はうつぶせ寝がベースになっている寝るときの体勢のため、抱き枕をうつぶせ気味に身体で包むことで比較的かんたんにシムスの体位をとることができます。
サンデシカ ロング授乳クッション(抱き枕)
人気ベビー用品メーカー「サンデシカ」の抱き枕です。妊娠中は抱き枕として、産後には授乳クッションや赤ちゃんのお座り補助クッションとして使用できる便利なマルチクッションです。生地から製造まで日本で製造、すべて洗濯可能です。
サンデシカ 妊婦さんのための 洗える抱き枕
定番ベビー用品メーカーのひとつ「サンデシカ」の抱き枕です。ゆるやかなカーブで頭・お腹・足を支え、シムスの体位サポートとしても使えます。ボタンを留めれば産後は授乳クッションとしても使用可能。カバーもクッションも丸洗いできます。
MOGU 気持ちいい抱きまくら
体型にあわせて形がフィットするビーズクッション・ソファで有名な「MOGU」の抱き枕です。どんな姿勢にも対応できる、心地良いパウダービーズの触感が特徴的です。横向きでもうつぶせ寝でも使用でき、吸水速乾性に優れたカバーも人気の理由のひとつです。
王様の抱き枕
各種通販サイトで根強い人気を誇る「王様の夢枕」シリーズの抱き枕です。柔軟性・弾力性が魅力的な抱き枕で、体圧を分散させ、就寝中の身体への負担の軽減に期待ができます。頭を置きやすい形状も特徴的です。
妊婦が注意したい睡眠にまつわる病気
妊娠中は初期から後期までさまざまな睡眠に関するトラブルが起こる可能性があります。妊娠初期にはホルモンバランスの変化により日中の眠気が増し、妊娠後期には腰痛や胎動、頻尿やお腹の圧迫感などで寝ている途中で起きてしまうことが多くなります。さまざまな睡眠に関するトラブルの中で、妊娠が原因で発症する病気がある点に注意が必要です。
「睡眠時無呼吸症候群」は、名前の通り睡眠中に呼吸が停止する病気で、過眠や高血圧を引き起こすことがあります。妊娠中の体重増加が原因で発症するケースがあるようです。「むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)」は、夕方ごろから深夜にかけて足がむずむずする・脚をじっとしていられない病気です。妊娠中の鉄欠乏性貧血が原因で発症するケースがあるようです。特に睡眠時無呼吸症候群は、妊娠高血圧や胎児の発育に障害が出る可能性があるため、おかしいなと思ったらまずは病院に相談しましょう。
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睡眠をしっかりとることでリフレッシュしよう
十分な睡眠は疲れをとり、気持ちをリセットさせます。妊娠中は体重の増加や重心の変化などにより、妊娠前より疲れやすくなる人が多いでしょう。また、出産にむけて・産後に向けてさまざまな不安や期待が入り混じり、精神的に疲れてしまうこともあるかもしれません。
しっかりと寝ることで身体も心もリフレッシュし、疲労を次の日に持ち越さないようにしたいものです。そのためにも、シムスの体位や抱き枕の使用といった手軽な方法から睡眠の改善にチャレンジしてみくださいね。
妊娠中には葉酸を摂取しましょう
妊娠中は葉酸を摂取するように心がけましょう。厚生労働省は妊娠中(4ヶ月以降)の女性に対し、1日合計480μgの食事性葉酸を摂取することを推奨しています。
メルミーの魅力は、産婦人科医と管理栄養士によるダブル監修を受けていることです。葉酸のほか鉄やカルシウムなど、妊娠中に特に重要な17種類の栄養素を配合し、内14種類の栄養素については厚生労働省の定める栄養機能食品の基準値をクリア。「無添加」なのも嬉しいポイントですね。
厚生労働省が定める管理基準を満たしたGMP認定工場で生産されているほか、放射能検査や残留農薬検査もクリアして品質にこだわって作られています。また、配合されているすべての成分について、原産国と最終加工国の両方が公開されています。
はぐくみ葉酸は、レモンから抽出された食事性葉酸が含まれるサプリで、天然由来の成分が配合されている点が大きな特徴です。オーガニックのレモンを使用している点もうれしいポイントのひとつですね。 MP認定工場で製造されているため、安全管理が行き届いているといえるでしょう。
購入後に販売元に問い合わせをすると、1,000人以上の妊活・妊娠中の食事のサポート実績がある、専任の栄養士さんから出産までの食事について継続的にアドバイスを受けることもできます。サプリを飲むだけではなく、日頃の食事から改善し、自分の身体や赤ちゃんの健康を維持したい方におすすめですよ。
プレミンは400μgの葉酸を摂取できるほか、鉄・ミネラル・ビタミンなどの不足しがちな成分をバランス良く摂取することができます。妊活中から妊娠15週まで、妊娠16週から出産まで、産後から授乳期までの3パターンに商品が分かれているので、妊活中〜授乳期間まで飲み続けられるのも魅力のひとつです。
安全性にこだわっている「プレミン」は、製造から袋詰めまで「NSF GMP認証」をクリアした工場で行い、全成分の原産国と最終加工国を開示。食物アレルギー検査も実施しているので、アレルギーが気になる人には嬉しいですね。