産婦人科医監修|妊娠中のつらい頭痛!薬を使わない対処法とは?
産婦人科医監修|妊娠中のつわりの症状のひとつに頭痛があります。頭痛の一般的な対処法としては「薬の服用」があげられますが、妊娠中は薬の服用の制限もあるため、他の対処法を探している妊婦さんは多いかもしれません。妊娠中に気軽に試すことができる、薬に頼らない頭痛の緩和法や頭痛の緩和に期待ができるツボを紹介します。
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目次
妊娠中の頭痛を予防するには?
妊娠中はホルモンバランスの変化により、さまざまな身体の不調が現れる場合があります。妊娠中の不調のひとつである「頭痛」に悩まされている妊婦は少なくないようで、主につわりの症状として、妊娠4~5ヶ月ごろに出ることが多いようです。ここでは妊娠中の頭痛を予防する方法の一例を紹介します。
頭痛の原因のひとつとして「水分不足」があることをご存知でしょうか。脱水症状によって頭痛が起こるように、妊娠中につわりによって食べ物だけでなく飲み物も受け付けなくなると、頭痛が起こる場合があるようです。
日頃からリラックス効果も期待できる温かいハーブティーなどを飲んで、妊娠中の頭痛を未然に防ぎたいですね。
おすすめのハーブティー
英国ハーバリストと妊産婦ケアの専門家が開発した、ノンカフェインの英国オーガニック認証のハーブを使用したマタニティブレンドです。ティーバッグタイプで持ち運びが便利なので、自宅でも職場でも楽しむことができますよ。日本国内の工場でブレンド・製造されている点も心強いですね。 ハイビスカス、ネトル、ローズヒップなどの8種類のこだわりの英国オーガニック認証のハーブを使用しています。そのまま飲んでもおいしいですが、豆乳を入れるとまろやかな味が楽しめますよ。
おすすめポイント
・ノンカフェイン&自然の力がいっぱい詰まったハーブ。
・ティーバックなので手軽にハーブティーを楽しむことができます。
・100%オーガニック、無香料、無着色。
妊娠中の頭痛を緩和するには?
妊娠中の頭痛を緩和するための対処法はどのようなものがあるのでしょうか。リラックス効果や気分転換にも期待ができ、手軽に試すことができる対処法をいくつか紹介します。
安静にする
当然のように思われるかもしれませんが、安静にすることはとても重要です。妊娠中は無理をせず、頭痛など身体の不調がある際にはまず安静にしましょう。テレビを見たり、スマートフォンを使ったりすることで、頭痛が悪化する可能性もあるため、できるだけ静かに休むと良いでしょう。
アイマスクをする
妊娠中の頭痛に対して気軽に行うことができる対処法としては、暗い部屋で休む、目を温めるといった方法があります。そのふたつを同時に行うことができるのがホットアイマスクです。ホットアイマスクを活用することで視界を暗くし、目を温めることができるため一石二鳥ですね。筆者も頭痛がするときには、よく市販のホットアイマスクを活用しています。
少しだけカフェインを摂る
妊娠中はカフェインを控える必要があるという話は、妊婦の方であればよく耳にしているかもしれません。妊娠中のカフェインの摂取は大量であればお腹の赤ちゃんへの影響が心配されますが、少量であれば問題ありません。カフェインには鎮痛作用があるといわれており、頭痛にも一定の効果が期待できるかもしれません。ただし、くれぐれも摂取量には注意が必要ですよ。
首の後ろを冷やす
妊娠中の頭痛では、頭がぼーっとする、身体がだるくなる、平熱なのに熱っぽさを感じるといった症状が現れることがあります。保冷剤をタオルで包んだものや氷枕を首にあてることで、頭痛の緩和に期待できるようです。妊娠中のつわりにより横になることが多い妊婦でも手軽に試すことができる点が良いですね。
精油の活用
妊娠中の頭痛には、精油を活用する方法にも効果が期待できるようです。直接肌に塗ることができるように、あらかじめマッサージオイルで希釈された、マッサージ用の精油のブレンドを首に塗ることでリラックス効果を得ることができますよ。
頭痛のほか、肩凝りの際にもリラックスするために活用することができるようです。身体の不調がある場合以外でも、妊娠中のストレス対策として、精油などを活用して適宜リラックスできる環境を整えておくのも良いでしょう。
ただし、精油の種類によっては妊娠初期は避けた方が良いものもあります。主治医や専門の方に相談してアロマセラピーを行ってください。
通常サイズ(160mL)
(お徳用サイズ(500mL)あり)
AMOMAの「マタニティオイル」は、お腹の保湿がしたいママにおすすめのスキンケアオイルです。米ぬかをもとにしたライスオイル、保湿力の高いマカダミアナッツオイルを中心に、原材料には5種類の精油とオイルを使用しています。きれいなお腹をキープできるよう、AMOMA独自の比率で配合されているのもポイントでしょう。
無添加で100%植物性の優しいオイルがお腹の皮膚の潤いを逃さず、柔軟性を保ってくれますよ。優しい柑橘系の香りは、つわりでつらい時期にもすっきりしていて使いやすいと評判です。
妊娠中の頭痛を和らげるツボは?
ツボ押しは、妊娠中の頭痛緩和への効果が期待できるようです。妊娠中の頭痛に効果的なツボを6つ紹介します。ツボ押しの際には適度な刺激を心がけ、無理に力を加えないように注意しましょう。
首筋の「風池」
首筋の外側、生え際のくぼんだ部分にあるツボが「風池」です。親指の先をツボに当てて残りの指で頭を抱え、頭部を親指で支えるような形で刺激します。
うなじ近くの「天柱」
頭と首の境目、髪の生え際あたりにあるツボが「天柱」です。首を後ろに曲げると支点となる部分を見つけることができます。耳から首の後ろにかけてその支点となる部分を探してみましょう。親指の先をツボに当て、残りの指で頭を包むように刺激します。「風池」というツボと同様に、頭の近くにあるツボです。
頭の「百会」
両耳と鼻の延長線が交わる、頭のてっぺんにあるツボが「百会」です。指の腹を当てて、気持ち良く感じる程度の強さでゆっくりと刺激します。強く刺激しすぎないように注意が必要です。ダイレクトに頭を刺激するツボです。
手の甲の「合谷」
手の甲の親指と人差し指のあいだにある骨の付け根部分から、少し外側の指先の方にあるツボが「合谷」です。反対側の親指と人差し指を使って、長めに刺激します。頭痛を和らげるツボが手にあるのは意外ですね。
首と肩先の真ん中の「肩井」
首と肩先の真ん中にあたる、肩の筋肉の中心にあるツボが「肩井」です。肩と反対側の手の指を広げて肩に置いたときに、ちょうど中指が当たる位置になります。人差し指と中指を使って身体の中心に向かって長めに刺激します。
膝の下の「足の三里」
膝を曲げたときに膝の骨の少し下のくぼみに「足の三里」というツボがあります。膝の内側になるため、膝を曲げて正面の骨から内側に手を動かしていくとわかりやすいかもしれません。親指で長めに刺激します。押しづらいと感じる場合には、パートーナーにサポートしてもらうのも良いかもしれませんね。
妊娠中の頭痛は無理しすぎないで
胎児への影響を考えると、頭痛がするからといって、安易に薬に頼りたくないと考える妊婦は多いかもしれません。しかし、本当につらい場合には病院で妊婦も服用できる薬を処方してもらいましょう。妊娠中でも無理せず、我慢しすぎないことも大切です。