【間取り図あり】赤ちゃんの部屋作り!寝室やリビングのレイアウトは?
赤ちゃんの出産が近付くと、日中に赤ちゃんをどこに寝かせれば良いか、寝室ではベビーベットを利用したほうが良いのかと悩んでしまいますね。ここでは、先輩ママやパパが実際に赤ちゃんを部屋のどこで寝かせていたか、間取り図とともに紹介します。ポイントを押さえて、赤ちゃんにとって快適な部屋を作りましょう。
本ページはプロモーションが含まれています
この記事の監修
目次
赤ちゃんの部屋作りのポイント
赤ちゃんが過ごす部屋は、赤ちゃんにとって快適な環境を整えてあげたいものですよね。赤ちゃんの部屋作りで配慮するべきポイントは下記の通りです。
赤ちゃんは常に目の届くところに
赤ちゃんが小さいうちは、赤ちゃんから目を離せないものですが、家事などもしなければなりませんよね。ママやパパから常に目が届くところに赤ちゃんスペースを作るようにしましょう。日中はママやパパの過ごすリビング、夜は寝室にそれぞれ赤ちゃんのスペースを用意するのが一般的です。
赤ちゃんに直接エアコンの風が当たらないかチェック
エアコンなどの冷暖房器具を使うときは、赤ちゃんに直接風が当たらないように注意しましょう。赤ちゃんに風が直接当たると、体温が下がりすぎたり、肌や粘膜が乾燥して体調を崩したりすることがあります。
フローリングの場合は床にマットを敷く
フローリングに赤ちゃんスペースを作る場合は、床にマットなどを敷くようにしましょう。マットを敷くことで衝撃を吸収してくれるので、赤ちゃんが頭をぶつけたり転倒したりしても、怪我をする可能性を減らすことができます。床からの冷え対策や防音対策としても効果的ですよ。
お世話グッズを1ヶ所にまとめておく
赤ちゃんのお世話グッズは、おむつやおしりふき、ガーゼタオルなどたくさんありますよね。お世話グッズをカゴなどにひとまとめにしておくと、必要なときにさっと取り出せて便利です。
赤ちゃんの手の届くところにものを置かない
赤ちゃんの手の届くところにものを置いておくと、ママやパパが気づかぬうちに赤ちゃんの顔にかぶさったり、口や鼻をふさいだりして窒息事故などを引き起こしてしまうかもしれません。赤ちゃんのお気に入りのぬいぐるみやガラガラなどのおもちゃも、使わないときは赤ちゃんの手の届かないところへ移動させておきましょう。枕も基本的には赤ちゃんには不要です。
子どもが生まれたばかりのころ、ベビーベッドに子どもを寝かせていたら、いつのまにか枕が顔にかかっていたことがありました。まだ新生児の時期だったので、頭の下にあったはずの枕が顔にかかったことに驚いたことをよく覚えています。窒息が怖かったので、それ以降枕は使わないようにしました。
安全対策をしっかりとする
赤ちゃんや小さな子どもにとって、家の中には危険がたくさん潜んでいるものです。赤ちゃんの成長とともに手の届く範囲も広がるため、注意が必要です。家具の角で頭をぶつけてしまったり、コンセントに指を入れて感電したりといった事故が起こらないよう、安全対策を徹底しましょう。
【レイアウト実例集】日中に赤ちゃんを寝かせる場所は?
生まれてすぐの赤ちゃんは、多くの時間を寝て過ごします。そのため、日中に赤ちゃんをどこで寝かせるか悩むママやパパは多いようです。
リビングと寝室が隣接している場合は、昼間も寝室に赤ちゃんを寝かせておくのもひとつの方法です。低月齢時は夜間にも赤ちゃんのお世話が頻繁に必要になるため、寝室に赤ちゃんスペースを用意しておくと、ママやパパの負担が軽減されるかもしれませんね。
リビングと寝室が離れている場合には、赤ちゃんをどこで寝かせれば良いのでしょうか。先輩ママの体験談をレイアウト実例とともに紹介します。
リビングや隣の部屋にベビーベッドを置く
赤ちゃんがつかまり立ちを始めるまでは、ベビーベッドがあると赤ちゃんを安心して寝かせておけます。ベビーベッドがあれば、上にきょうだいがいる家庭やペットを飼っている家庭でも安心です。
リビングと寝室が離れていたため、ベビーベッドをレンタルで2台用意しました。リビングのベビーベッドは、赤ちゃんが寝返りをうつようになるころまで使いました。良かった点は、私が家事をしているあいだも赤ちゃんが安全に過ごせたこと、おむつ替えがしやすかったことです。
リビングに布団やマットを敷く
ベビーベッドを置いていない場合や、寝室がリビングから離れている場合などは、リビングにベビー布団やマットを敷いて赤ちゃんのスペースを作ってはいかがでしょうか。リビングの床がフローリングの場合は、ベビー布団の下にジョイントマットやカーペットを敷いてあげましょう。
日中ママやパパが部屋を移動することが多い場合は、手軽に赤ちゃんスペースを移動できるよう、クーファンもおすすめです。
サイズ:直径1m
せんべい座布団は、座布団ごと赤ちゃんを抱っこして移動することができる便利なアイテムです。撥水加工がされているため清潔な状態をキープしやすく、赤ちゃんスペースにぴったりです。オプションで名前を刺繍してもらうことができます。
娘がずりばいを始めるころまでは、リビングのカーペットの上に布団を敷いていました。
リビングに隣接した部屋に寝かせる
リビングに隣接した部屋が空いている場合には、隣接した部屋に赤ちゃんを寝かておく家庭が多いようです。特に隣接した部屋が和室の場合、畳がやわらかいため、赤ちゃんが快適に過ごすことができそうですね。
普段はキッチンからも目が届くよう、リビングにマットを敷いて遊ばせていました。お昼寝の時間になると、リビングの隣の部屋に布団を敷き、そこに娘を寝かせていました。キッチンからは見えませんが、ドアを開けていたため、目を覚ますとすぐに気が付き安心でした。
ハイローラックやバウンサーを活用する
家事などをしていて赤ちゃんを抱っこできないときには、ハイロ―ラックやバウンサーを活用しても良いですね。ゆらゆらと揺らすことができるので、赤ちゃんがご機嫌で過ごせるかもしれません。必ずベルトをしてこまめに様子を見てあげるようにしましょう。
ただし、ハイローラックやバウンサーは長時間の使用には向いていません。1時間を超える使用は避けるようにしましょう。
対象月齢:0~24ヶ月
サイズ:38×70×49~62cm
素材:ポリエステル、スチール、ナイロンほか
リッチェルのバウンサーは折りたたみが可能で、使わないときはコンパクトに収納することができます。布製のおもちゃがセットになっているので、赤ちゃんが退屈せずに遊んでくれそうですね。
出産祝いに私の両親からハイローラックをもらい、子どもを抱っこできないときに重宝しました。ゆらゆら揺れるのが気持ち良いらしく、乗せるとわりとすぐに眠ってくれたので、そのすきに家事を済ませていました。離乳食が始まってからは、ベビーチェアとして活躍しています。
ソファの活用には十分に注意を!
ソファに赤ちゃんを寝かせる家庭もありますが、寝返りを始める前の赤ちゃんでも、ふとした拍子に動いて転落してしまう危険があります。赤ちゃんをソファに寝かせるのは、ママやパパがすぐそばにいられるときだけにし、それ以外は違う場所に寝かせるようにしましょう。
リビングの赤ちゃんスペースのポイント
赤ちゃんは成長とともに起きている時間が増えていきます。起きているあいだはリビングで過ごすことが多くなるため、リビングに赤ちゃんのスペースを作ってあげましょう。赤ちゃんスペースはどのように作れば良いのか、赤ちゃんの成長に合わせて紹介します。
ねんねの時期(新生児~)
ねんねの時期の赤ちゃんは、1日のうち多くの時間を寝て過ごします。この時期は、リビングにベビーベッドやベビー布団を置き、赤ちゃんを寝かせる家庭が多いようです。プレイマットやメリーなどを置いておくと、赤ちゃんの遊ぶスペースを作ることができますよ。
寝返りを始めてから
赤ちゃんが寝返りを始めるころには、徐々に日中に起きていられる時間が増えていきます。起きているあいだ、赤ちゃんが自由に身体を動かせるよう、床にマットを敷くなどして寝返りできるスペースを作ってあげましょう。
赤ちゃんが寝返りを始めると、ベビーベッドなどからの転落事故のリスクが高まるため、必ず柵をするなど安全に配慮するようにしてくださいね。
ずりばい・ハイハイを始めてから
赤ちゃんがずりばいやハイハイを始めたら、赤ちゃんの活動範囲がぐっと広がります。家具の角で頭をぶつけたり、ドアの隙間に手を挟んでんだりする可能性があるため、安全対策を万全にしておきましょう。
赤ちゃんの手の届くところには、ハサミや薬など赤ちゃんの危険につながるものは置かないよう注意が必要です。階段やキッチンなどの危険な場所にはベビーゲートを取りつけ、赤ちゃんが入れないようにすることをおすすめします。
ベビーサークルなどを活用し、赤ちゃんの活動範囲を制限しても良いですね。
息子が生後5ヶ月頃から、リビングにフロアマットを敷き、ベビーサークルを利用して赤ちゃんスペースにしていました。私が家事をしているあいだも安全に遊ばせることができて、安心でした。
つかまり立ちを始めてから
つかまり立ちを始めたころの赤ちゃんは、高いところのものにも手が届くようになります。危険なものは、赤ちゃんの手が絶対に届かないところに置くように心がけてくださいね。
またダイニングテーブルなどにテーブルクロスを敷いている場合、つかまり立ちをした赤ちゃんが引っ張ってしまうかもしれません。テーブルの上のものが落下すると危ないので、テーブルクロスは撤去しておいてはいかがでしょうか。
娘が赤ちゃんのころ、妊娠前に購入した天板がガラスになっているテーブルを使っていました。娘がつかまり立ちを始めたころ、天板部分に思い切り体重をかけるので、天板が外れそうになって焦りました。すぐにテーブルは片づけましたが、もし娘のほうへ落ちていたらと思うと、安全対策が甘すぎたと後悔してやみません。
寝室の赤ちゃんスペースの作り方
寝室での赤ちゃんスペースは、どのような点に注意して作れば良いか悩んでしまいますよね。ベビーベッドやベビー布団を使った、赤ちゃんスペースの作り方を紹介します。
ベビーベッドを大人用ベッドと密着させる
ママやパパがベッドで眠っている場合は、ベビーベッドを大人用ベッドと密着させるように置いても良いでしょう。ベッドのあいだに隙間ができると、赤ちゃんがはさまったり転落したりする危険があるので、ぴったりとくっつけるようにし、簡単に隙間があかないようにしてくださいね。
サイズ:約75×125×91cm
素材:天然木、PP
こちらの天然木のシンプルなデザインがおしゃれなベビーベッドは、高さは9段階を調節できます。大人用のベッドと同じ高さに調節し、きれいに横づけできるのが魅力的です。通常のベビーベッドやベビーサークルとしても使えます。
私と夫が寝ている大人用のベットに、柵を下したベビーベッドを横付けしていました。息子は夜中に何度も目を覚ますタイプだったため、ベビーベッドが横付けされていると添い乳もしやすく便利でした。
ベビーベッドを独立して置く
大人用のベッドとは独立させてベビーベッドを置いても良いですね。赤ちゃんが寝返りを始めるようになっても、大人用のベッドに転がり込んでしまう心配がいりません。
大人も子どもも布団で寝る
大人が布団で眠っている場合は、赤ちゃんも布団で寝かせても良いですね。ベッドのように高さがないので、転落の危険がないのが魅力的です。
ただし大人用の掛け布団は赤ちゃんにとっては厚く重いものが多いため、赤ちゃんはベビー布団に寝かせ、大人は大人用の布団で眠ることをおすすめします。
知り合いからベビーベッドをお下がりでいただきました。子どもが生まれたばかりのころはベビーベッドで寝かせていたのですが、夜泣きがひどく、抱っこしないと眠ってくれない日々が続きました。ベビーベッドはおむつ替えのときに使う程度で、結局布団で添い寝することのほうが多かったです。
赤ちゃんの部屋作りのQ&A
ここでは、赤ちゃんの部屋作りに多くのママやパパが疑問に感じるポイントをQ&A方式で紹介します。
赤ちゃんに快適な部屋の温度と湿度は?
赤ちゃんが快適に過ごせる部屋の温度や湿度は、どの程度なのでしょうか。季節ごとの目安は、以下の表の通りです。
夏 | 冬 | |
---|---|---|
温度 | 外気温よりマイナス4~5℃ | 20~25度 |
湿度 | 50%前後 | 50%前後 |
定期的に換気を行い、部屋の空気を清潔に保つようにしましょう。24時間換気システムなどが設置されている場合も、部屋の空気が入れ替わるのに時間がかかるため、窓を開けて換気を行うようにしてくださいね。
収納のアイデアは?
おむつや着替えなどの赤ちゃんのお世話セットは、収納ケースやかご、ワゴンなどにひとまとめにしておくと使いやすいでしょう。ベビーベッドを置く場合は、ベッド下に収納スペースを設けても良いですね。
ベビーベッドはあったほうが良い?
ベビーベッドは必ず必要なものではありませんが、眠っている時間が長い赤ちゃんの専用スペースとして重宝している家庭が多いようです。夜ママやパパが寝返りなどを打った拍子に赤ちゃんをつぶしてしまう危険がなく、長い目で見ると子どもの自立心を養うことにつながるかもしれません。
しかし、ベビーベッドに赤ちゃんを寝かせていると、夜のお世話のたびにママやパパが起き上がる必要があり大変です。赤ちゃんと添い寝していれば添い乳ができるため、ママの負担が軽減されます。添い寝や添い乳をして寝かしつけをする場合はママやパパが眠りについてしまわないように気を付けましょう。大人が寝返りをうって赤ちゃんが下敷きになり、窒息事故につながる可能性もあります。
ベビーベッドが必要かどうかは家庭によって判断が異なるので、メリット・デメリットを踏まえてどうするか考えましょう。
まもなく二人目の子どもの出産を控えているのですが、ベビーベッドは用意する予定です。一人目のときはほとんど使わなかったのですが、二人目の場合は上の子と赤ちゃんのスペースをわけるという意味でも、ベビーベッドが活躍してくれると思います。
赤ちゃんが快適に過ごせる部屋を作ろう
部屋の間取りや家族構成などによって、赤ちゃんスペースの作り方は異なります。赤ちゃんの安全と快適さを重視し、家庭に合った部屋作りを行いましょう。赤ちゃんの成長に合わせ、ベストな状態の空間を維持できると良いですね。