【実例あり】母子手帳の書き方は?表紙の名前や妊婦自身の記録はどう記入する?

母子手帳を受け取っても書き方がわからないという妊婦さんは多いのではないでしょうか。母子手帳に自分で記入する部分と病院で記入してもらう箇所が混在していることが、戸惑う原因かもしれません。ここでは記入に悩みがちな、母子手帳の表紙の保護者氏名欄や妊婦自身の記録の書き方を中心にお伝えします。

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目次

  1. 母子手帳の表紙の名前(保護者の氏名)の書き方は?
  2. 母子手帳の妊婦自身の記録の書き方は?
  3. 母子手帳で妊娠中に記入する場所は?
  4. 母子手帳のかわいい書き方は?
  5. 母子手帳の書き方に関する体験談
  6. 母子手帳の書き方は人それぞれ
  7. あわせて読みたい

母子手帳の表紙の名前(保護者の氏名)の書き方は?

未婚(入籍前)のときの名前

母子手帳を受け取り、自分の名前を旧姓で書き込んで失敗したという妊婦さんは少なくないようです。自治体によっては、妊娠届出書に記入した名前をそのまま母子手帳の表紙に記入されて渡されることもあります。入籍後の新姓で記入を希望する場合は、その旨を妊娠届出書提出時に窓口で伝えるようにしましょう。無記名のまま渡してくれたり鉛筆で書いてもらえたり、窓口の職員に配慮してもらえるケースが多いですよ。

保護者の氏名欄が2段の場合

自治体により違いはありますが、母子手帳の保護者氏名欄が2段になっている場合の書き方はどうすれば良いのでしょうか。

多いのは、自分の名前とパートナーの名前をそれぞれの段に書くケースです。しかし、この場合も上に自分の名前を書くべきかパートナーの名前を書くべきか、悩んでしまう妊婦さんは少なくありません。特に決まりはないので、好きなほうを上に記載しましょう。

また、保護者の氏名欄が2段でもスペースが狭い場合は、上の段に名字、下の段に名前というように自分の名前だけ記入するケースもあります。母子手帳のサイズや記入欄のスペースにより記入できる名前の人数は変わってくるので、臨機応変に記入しましょう。

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母子手帳の妊婦自身の記録の書き方は?

母子手帳の中には、妊娠月数ごとに自分の体調の変化や妊婦健診に関することなどを妊婦さん自身で書き込める、妊婦自身の記録というページがあります。このページは自由度が高いだけに何を書けば良いかわからない妊婦さんが多いようです。

書き方に特に決まりはありませんが、記入見本をいくつかご紹介します。あくまで一例で、このように記入しなければいけないということではないので、ご自身にとって必要なことや書き留めておきたいことを記入してみてくださいね。

この見本画像の妊婦さんは、体調の変化だけでなく安産祈願の参拝日に適した戌の日をメモしています。こうした妊娠時期ならではのメモも、母子手帳に記入すれば忘れずにすみますね。

この見本画像の妊婦さんは、妊娠初期の体調の変化を中心に記録していますね。つわりの症状も記入しておくことで、妊娠月数ごとの症状の違いに気づくことができます。

この見本画像ではママから赤ちゃんへのメッセージが記入されています。妊娠中の生活についても記入しておくと、後々見返したときに良い記念になるかもしれません。

母子手帳で妊娠中に記入する場所は?

妊婦自身が記入

母子手帳を受け取り、妊婦さん自身で記入できる場所は早めに記入しておきましょう。自治体により違いがあるかもしれませんが、母子手帳の初めの方に収録されている「妊婦の健康状態等」は、妊婦さんの身長や体重、病気の既往歴、喫煙や飲酒の有無、いままでの妊娠に関して記入します。

「妊婦の職業と環境」のページも、妊婦さん自身で記入をする場所です。職業、仕事内容と職場環境、勤務時間、通勤時間や通勤方法、産休・育休の期間、住居の種類などを書き込みます。パート・アルバイト・主婦の人は職業欄へどう書くべきか悩むかもしれません。基本的にパート・アルバイトはそのまま記入しましょう。主婦に関しては意見が分かれるところですが、そのまま主婦と書く人もいれば無職と記入する人、空欄のままにする人もいるようです。

妊娠週数にあわせて、自治体やかかりつけの病院で母親(両親)学級が開かれることがあります。母親(両親)学級では、出産の流れや赤ちゃんのお世話に関して医師や助産師さんから説明があるため、初産の妊婦さんやパートナーが参加することが多いです。

母子手帳内の「母親(両親)学級の記録」のページには、母親(両親)学級に参加したら妊婦さん自身で、受講した日付や内容を記録しておきましょう。立ち会い出産を希望するかしないかによっても、母親(両親)学級の受講回数が違う場合があるので、気になる人は自治体や病院で確認してみましょう。

医療機関が記入

妊娠中、主に医療機関で記入してもらう部分は妊婦健診の記録をするための「妊娠中の経過」というページや「検査の記録」「妊娠中と産後の歯の状態」といったページでしょう。

「妊娠中の経過」には妊婦健診で計測・検査をした体重や血圧、尿検査の結果などが記載されます。その中に特記事項という欄がありますが、妊娠経過で特に異常がない妊婦さんは空欄になっていることが多いでしょう。特記事項欄は安静・休業の指示や切迫早産、合併症などの場合に医師が書き込むことが多いようです。

「検査の記録」は妊婦健診で行った血液検査の結果が書き込まれたり、検査結果用紙が貼付されたりすることが多いようです。妊娠中はたくさんの検査を受けるので、いつ何の検査を受けたか知りたいときはこのページを参照するようにしましょう。

妊娠中はホルモンバランスの変化や、つわりによる食生活の変化などで虫歯になりやすい時期だといわれています。そのため妊娠中に一度は歯科健診を受けることがすすめられています。妊娠中や産後に歯科健診を受診すると「妊娠中と産後の歯の状態」のページに健診結果が記録されます。

母子手帳のかわいい書き方は?

妊娠・出産を経て、育児中も持ち歩く機会が多い母子手帳。自分の持ちものとして少しでも母子手帳をかわいくしたいと考える妊婦さんは多いかもしれませんね。

テンプレート通りの母子手帳ではなく、マスキングテープやシールでデコレーションをしたり、お腹が大きいときのプリクラを貼ったりして、オリジナルの成長記録を作り上げるママもいます。こうした母子手帳への装飾アレンジの他に、母子手帳や診察券を収納する母子手帳ケースを自分好みのものにするママも多いようです。母子手帳ケースは、キャラクターをモチーフにしたものやブランドのものなどさまざまです。なかには自作するママもいます。

どのようなアレンジをするにしても、ママも赤ちゃんもわくわくするようなかわいい母子手帳にしたいものですね。とはいえ、基本的に母子手帳はママと子どもの健康管理のために使うものです。記録の妨げになるようなデコレーションは避けるようにしましょうね。

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母子手帳の書き方に関する体験談

もっと詳しく書いておけば良かったです

妊娠中は妊婦健診があるため目にすることが多い母子手帳も、出産後は育児に追われて健診や予防接種時にしか開かなくなっていました。母子手帳内にある月齢ごとの注意点や発達の様子に関するページを読んだり、「〇〇ができるようになった」「離乳食を1回食から2回食にした」など子どもの細かい成長の記録をもっと書き留めたりしておけば良かったと思います。妊娠中のママには、出産後も定期的に母子手帳を開くことをおすすめしたいですね。

母子手帳の書き方は人それぞれ

母子手帳を初めてもらうと書き方に戸惑う部分があるかもしれませんが、記入できる部分は早めに記入しておくようにしましょう。

また、母子手帳の妊婦自身で記録をするページの書き方は人それぞれです。妊婦さんによっては、パートナーとともに赤ちゃんへのメッセージを書いたり、赤ちゃんの手形・足形をとったものを貼ったりする人もいるようです。赤ちゃんが大きくなって見せたときに、喜んでくれるような母子手帳にできたら素敵ですね。

※この記事は2022年1月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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