【お正月におすすめ】離乳食後期〜完了期の手づかみおせち5選!9ヶ月〜1歳半の簡単レシピを紹介
生後9ヶ月〜1歳頃になると、赤ちゃんは手づかみ食べをするようになります。せっかくならお正月に赤ちゃんと一緒におせちメニューを楽しみたいですよね。ここでは、お正月におすすめの手づかみおせちレシピや、手づかみ食べで注意したいポイントなどを紹介します。
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目次
【離乳食後期〜完了期】お正月の「手づかみおせち」のポイント
月齢にあった食材を使う
手づかみ食べに限らず、離乳食全般では月齢にあった食材を使うことが大切です。離乳食後期になると、1日3回の離乳食が始まります。全卵や赤身魚、脂肪の少ない鶏肉や豆類も食べられるようになる時期です。主食、主菜、副菜をとれるバランスの良い献立を考えてあげると良いでしょう。
離乳食後期以降の赤ちゃんは鉄分不足になりやすいといわれています(※1)。赤ちゃんの離乳食の進み具合によって、赤身魚やレバー、大豆など、鉄分が豊富な食材を積極的に取り入れてみてくださいね。
大人のおせちメニューを参考にする
お正月向けに離乳食を作るとき、大人のおせちメニューを参考にしてみてはいかがでしょうか。おせちは大人向けのものと思われがちですが、使う食材や味付け、かたさなどを赤ちゃんの月齢や離乳食の進み具合に合ったものにすれば、赤ちゃんと一緒におせちを楽しむことができます。
大人用のおせちを作るときに赤ちゃんが食べられる食材を事前に取り分けておくと、ママやパパの手間も省けて良いですね。
食べやすい形や大きさにする
赤ちゃんの手づかみ食べでは、食べやすい大きさや形にしてあげることが大切です。食材のかたさと同じように、大きさや形も月齢に合わせて変えてあげましょう。
生後9ヶ月の赤ちゃんであれば、指でつまむ場合は1cm角のサイコロ状がおすすめです。手で握る場合は、赤ちゃんの手の成長に合わせ印鑑くらいのスティック状や8mmくらいの薄さの輪切り、半月切りにしても良いですね。赤ちゃんの様子を見ながら、徐々に大きさを変えていってみてください。
お正月を彩る!簡単手づかみおせち5選
さつまいもの栗きんとん風
■材料(1食分)
・さつまいも 50g
・かぼちゃ 30g
・粉ミルク(または牛乳) 大さじ1
■作り方
1.さつまいもとかぼちゃは皮をむき、乱切りにする
2.1を耐熱容器に入れ、電子レンジで3分加熱する
3.2をすりつぶし、お湯に溶かした粉ミルクを入れて混ぜる
4.ラップに手づかみしやすい大きさの3を包み、丸めて成形する
ミルクの量を調節することによってかたさを変えられます。月齢や赤ちゃんの様子を見ながらミルクの量を変えてみてくださいね。また、成形するときはラップでしっかり捻るようにすると、巾着のようなかわいい形になります。
お豆腐でふわふわ!かんたん伊達巻き
■材料(伊達巻き1本)
・絹豆腐 100g
・卵 2個
・サラダ油 大さじ1
■作り方
1.卵と絹豆腐をボウルに入れ、絹豆腐をつぶすようにして混ぜる
2.フライパンにサラダ油を熱し、1を全て流し入れる
3.中火で焼き目がしっかりついたら、ラップの上に乗せて巻いていく
4.ラップできつく包み、冷蔵庫で30分ほど寝かせてから食べやすい大きさにカットする
伊達巻はフライパンの上で巻かずにいったんまな板などに広げたラップに置いてから巻くと、簡単にきれいに仕上がります。また、熱いままカットせず、冷ましてからカットすると形も崩れません。赤ちゃんが1歳くらいになったら、豆腐の代わりにはんぺんを使っても良いでしょう。
豆腐とにんじんの鶏団子
■材料(20個分)
・絹豆腐 100g
・鶏ひき肉 200g
・にんじん 50g
・片栗粉 大さじ1
■作り方
1.にんじんをみじん切りにする
2.1と鶏ひき肉、絹豆腐、片栗粉をボウルに入れて混ぜる
3.鍋にお湯を沸かし、2をひとくちサイズに丸めてゆでる
※余った分は冷凍で保存できます
そのまま食べても良し、スープに入れても良し、さまざまな用途で使える鶏団子です。にんじんの他にも玉ねぎやしいたけを入れても良いでしょう。豆腐を入れることでふわっとした食感になり、赤ちゃんも食べやすくなります。
人参や玉ねぎはスライスして、ゆでた後にみじん切りするとより柔らかく食べられます。月齢や成長に合わせて調整してください。
軟飯のきな粉餅風
■材料(1食分)
・軟飯 1杯分
・きなこ 大さじ1
・てんさい糖 小さじ1/2
■作り方
1.きなことてんさい糖は混ぜ合わせておく
2.軟飯を手づかみしやすい大きさにまとめる
3.2に1をまぶす
まだお餅を食べられない離乳食後期の赤ちゃんでも、軟飯をお餅の代わりにしてお正月気分を楽しむことができます。使う砂糖はてんさい糖がおすすめですが、きび砂糖などで代用しても良いですね。
きな粉はつけすぎると誤嚥の原因になりやすいので気をつけましょう。黒砂糖はボツリヌス菌が含まれる可能性があるので使用しないように注意してくださいね。
にんじんとだいこんのみかんなます
■材料(1食分)
・にんじん 30g
・だいこん 30g
・みかん果汁 大さじ1
■作り方
1.にんじんとだいこんはスティック状に細長く切る
2.1を耐熱容器に入れ、電子レンジで1分30秒加熱する
3.2のあら熱がとれたら、みかん果汁をかけて混ぜ合わせる
みかん果汁のみで味付けされた簡単なますです。酸味と甘味のバランスも良く、赤ちゃんでも食べやすいでしょう。にんじんやだいこんの他にも、かぶやきゅうりなどを使用してもおいしく仕上がりますよ。
手づかみ食べで注意したいポイント
エプロンを用意する
手づかみ食べでは、特に赤ちゃんの手や口、洋服などが汚れてしまうことが多いでしょう。そのため、食事用のエプロンの用意は必須です。
洗って何度でも使えるシリコンタイプのエプロンや使い捨てのエプロンなど、たくさんの種類があります。好みや使いやすさなどママやパパ、赤ちゃんに合ったものを使って、離乳食の時間を楽しいものにしてみてくださいね。
机の下に落とすことも増えてきますので、新聞紙やビニールを敷いておくと掃除が楽になりますよ。
少し多めに作っておく
まだ手づかみ食べに慣れていない赤ちゃんの場合、一度つかんだものを床に落としてしまうことがあります。たくさん落としてしまって量が少なくなりもう一度作り直すという手間を省くためにも、手づかみ食べの離乳食は少し多めに作っておくことをおすすめします。
冷凍できる手づかみメニューは、多めに作ってストックしておくのも便利です。赤ちゃんが食べるときに解凍したりレンジで温めたりするだけであれば、ママやパパが忙しいときに助かりますよ。
赤ちゃんのペースを尊重する
離乳食後期〜完了期であっても、なかにはあまり手づかみ食べをしない赤ちゃんもいます。もし手づかみ食べをしなくても、無理にさせる必要はありません。手づかみで食べないときは、スプーンやフォークで食べる練習をしたり、ママやパパが食べさせたりしても大丈夫です。
ご飯ではなくおやつなら手づかみ食べをする赤ちゃんもいます。まずはせんべいやボーロで手づかみ食べを始めてみるのも良いかもしれません。いずれにせよ、赤ちゃんのペースを尊重してあげることを第一に考えてくださいね。
お正月手づかみメニューで新年を楽しもう!
おせちは大人だけでなく、手づかみ食べが始まる離乳食後期以降の赤ちゃんも一緒に楽しむことができます。大人用のおせちを作るついでに、赤ちゃん用として取り分けて作ってみてはいかがでしょうか。
手づかみ食べは注意することも多いですが、ママやパパ、そして離乳食を食べる赤ちゃんのペースで楽しく進められると良いですね。
※この記事は2021年12月時点の情報をもとに作成しています。アレルギーに関する詳しい情報は、下記のリンクをご覧ください。