読み間違うと恥ずかしい!?意外と読めない妊娠・出産用語7選

「会陰切開や悪露ってなんて読むの?」「正期産と正産期って違いはあるの?」など、妊娠してから初めて聞く単語に、戸惑うママは多いかもしれませんね。ここでは妊娠・出産に関する読みづらい単語や、混同しやすい用語について解説していきます。

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目次

  1. 読みづらい妊娠・出産用語
  2. 混同しやすい妊娠・出産用語
  3. 難しい読み方が多い、妊娠・出産用語
  4. あわせて読みたい

読みづらい妊娠・出産用語

医療用語に詳しいママでない限り「妊娠してから初めて聞いた単語」というのがチラホラあるのではないでしょうか。妊娠・出産用語の中でも、特に読みづらい単語について解説していきます。

会陰切開(えいんせっかい)

会陰(えいん)とは、女性のデリケートな部分、腟の出口と肛門のあいだのわずか数cmの狭い部分のことを指します。出産時には赤ちゃんの頭が産道の出口を抜け出てきますが、会陰は薄く引き伸ばされるのが一般的。しかし、伸びが悪いと自然に裂傷ができてしまうこともあり、出産によって大きな傷ができるのを避けるために会陰切開が行われます。

「切る」と聞いただけで、不安や恐怖を感じるママも多いでしょう。しかし出産の現場で行われる会陰切開は、ごくごく一般的な処置なのです。

悪露(おろ)

産後は大きくなった子宮が収縮して妊娠前の大きさに戻ろうとします。これを「子宮復古(しきゅうふっこ)」といいますが、この時に子宮内に残った胎盤や卵膜、血液などが混じりあった分泌物がすべて排出されます。これを「悪露(おろ)」といいます。

個人差はありますが、子宮が収縮してくると出血がなくなるので、悪露は産後1ヶ月ほどで出なくなるのが一般的です。もし、悪露が産後1ヶ月以上続く場合には何らかのトラブルも考えられるので、念のため医師に相談しましょう。

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産褥期(さんじょくき)

妊娠・出産という大仕事を終えたママの身体は、時間をかけて妊娠前の状態に戻ろうとします。特に出産後から6~8週目までの時期を産褥期(さんじょくき)と呼びます。産後間もないママは、分娩によって体力が消耗されており、腹部に痛みを感じることが多いでしょう。ママの身体の回復のためにも、産褥期はむやみに身体を動かさないことが大切です。

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臍帯(さいたい)

臍帯とは、妊娠中のお腹の赤ちゃんとママをつなぐ大切なひも状の器官です。俗に「へその緒」とも呼ばれます。

喃語(なんご)

赤ちゃんが生後3・4ヶ月頃になると「あーあー」「あーうー」「あうあー」など、ふたつの母音を並べた言葉を話し始めます。この言葉を喃語(なんご)と呼びます。一般的にふたつの母音が発音されたら、喃語をしゃべるようになったと考えて良いでしょう。月齢が上がるにつれて言葉のバリエーションが増えて、個性的な発音をする赤ちゃんも増えるようです。

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混同しやすい妊娠・出産用語

「正期産(せいきさん」と「正産期(せいさんき)」

「正期産(せいきさん)」と「正産期(せいさんき)」という言葉をママになってから知った人も多いでしょう。漢字も読み方も似ているので、意味も同じようにとらえがちですが、このふたつの言葉には大きな違いがあります。

正期産は、赤ちゃんやママの身体に適している期間に出産することで、正式な医学用語です。正産期は医学用語ではありませんが、一般的に出産に適している妊娠37週0日~41週6日の期間をさします。つまり、正産期に出産すると正期産となるわけですね。ママは正産期に入ると、いつ陣痛が始まってもおかしくない状態といえるでしょう。

難しい読み方が多い、妊娠・出産用語

いかがでしたでしょうか。この他にも「常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)」「鉗子分娩(かんしぶんべん)」「子宮復古不全(しきゅうふっこふぜん)」など妊娠・出産にまつわる病名・用語は読みが難しいものが多いです。すべて覚える必要はありませんが、用語の読みや意味を知っていると、いざという時に安心につながるかもしれませんね。

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