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妊娠初期の疲れやすさとは?
妊娠初期の疲れやすさは、妊娠初期症状のひとつです。妊娠初期症状には、疲れやすさ以外にも「眠い」「だるい」「イライラする」「めまいがする」など、さまざまな症状があります。
アンケート:妊娠初期に疲れやすさを感じましたか?
ままのてユーザー130人にアンケートをとったところ、妊娠初期に疲れを感じていると答えたママは87.5%でした。ほとんどのママが疲れやすさを感じているようです。妊娠は身体に大きな変化をもたらすため、ママの身体にも大きな負担がかかっているようです。
妊娠初期に疲れやすい理由

ホルモンバランスの変化
妊娠初期に疲れやすくなる理由のひとつに、妊娠によるホルモンバランスの変化が挙げられます。妊娠すると、プロゲステロンという黄体ホルモンの分泌が盛んになります。プロゲステロンが分泌されることにより、妊婦さんの体温は上昇し、熱っぽいようなだるさの原因となります。そのようなだるさが続くと、疲れやすい状態となるのです。
妊娠初期は見た目の変化は少ないものの、体内のホルモンバランスの変化は大きく、自分が思っている以上にエネルギーを消費しているという状態です。妊娠初期は疲れやすさもしかたのないものだととらえましょう。
お腹の赤ちゃんが育つための環境作り
お腹の赤ちゃんがきちんと育つ環境づくりのため、身体が急激に変化していくことも疲れやすさの原因。お腹の赤ちゃんのために身体をしっかり休めようとするために起こる生理的な眠気のせいで、「なんとなく疲れやすい」と感じてしまうママもいるようです。
お腹もまだあまり大きくなく、胎動も感じないような妊娠初期から、お腹の赤ちゃんのことを守ろうとするママの身体の仕組みはすごいものですよね。
妊娠初期の疲れやすさはいつまで続く?

いつまで続くかは人それぞれ
妊娠初期症状という名称ゆえに、妊娠の初期を過ぎると疲れやすさも落ち着くだろうと思いがちですが、落ち着く時期は人それぞれ。もともとなかったという人もいれば、出産の頃まで続いたという声も。個人差があることをふまえて、参考にしてください。
つわりが落ち着くころまでが目安
妊娠初期症状の疲れやすさのピークは、一般的に妊娠4ヶ月頃だとか。つわりが落ち着いてくる時期が目安といわれています。
また、疲れやすさの主な原因のひとつにプロゲステロンというホルモンの分泌がありますが、プロゲステロンの分泌量は妊娠6ヶ月を過ぎると徐々に減少していきます。これらをあわせて考えると、遅くとも6ヶ月頃には疲れやすさが落ち着いてくるママが多いようです。
妊娠初期の疲れやすさの対策

妊娠初期の疲れやすさの対策として、自分で気軽にできることを紹介します。
リラックスする
まずはリラックスしましょう。焦ったり落ち込んだりという気持ちはホルモンバランスをさらに崩し、疲れやすさを助長する原因になります。アロマをたくなどして、部屋でゆっくり過ごすのもおすすめです。アロマについては、妊娠初期はつわりの影響もあり柑橘系が好まれるようですが、自分自身が一番心地良く感じられる香りを選びましょう。
ただし、アロマやハーブの一部には子宮の収縮を促すものがあります。妊婦さんには向かないものもあるので、特性や効能をよく確認したうえで使用しましょう。
妊婦さんでも飲めるおすすめのハーブティーのひとつが、「AMOMA」のマタニティブレンドです。
昔から「すっきりのハーブ」として使われてきたダンデライオンや、鉄分・ビタミンC・葉酸を含み、妊婦さんのためのハーブとも呼ばれているネトルなど、8種のハーブがブレンドされています。オーガニック原料が使われているのも嬉しいポイントですね。ティーバッグなので手軽にハーブティーを楽しむことができますよ。
家事は適度に手抜きする
家事を一生懸命にやりすぎず、適度に手抜きすることも対策としておすすめです。そもそも赤ちゃんが生まれたら、家事はなかなか完璧にこなせないもの。その予行練習と心得て、少しずつ、上手な手の抜き方を覚えておきましょう。パパが家事が苦手な場合は、この機会に覚えてもらうのも良いかもしれません。
軽い運動をする
マタニティヨガやストレッチなどの軽い運動も、妊娠中の疲労回復や気分転換におすすめです。妊娠超初期はくれぐれも無理せず、13週以降で体調の良いときに身体を動かすのが良いでしょう。毎週通うようなパターンのものでなく、自分のペースで通えるものや単発のものを選ぶと良いですね。妊婦さんの体調は日々変わるので、とにかく無理は禁物です。
疲れたら休憩する
疲れたと感じたらすぐに休憩しましょう。家事の途中でも、一息つくつもりで休憩すれば、疲れも少しやわらぐでしょう。無理してがんばってしまうと、疲れがさらにひどくなってしまいます。
仕事を持つ妊婦さんの場合

リラックスや休憩をするのが良いといっても、仕事を持つ妊婦さんには難しいこともあるでしょう。仕事を持つ妊婦さんのための、妊娠初期の疲れやすさ対策を紹介します。
妊娠していることを職場に報告する
仕事を持つ妊婦さんの場合、一番大事なのは「職場の上司への早めの報告」。まずは直属の上司に、自分が妊娠したことを伝えましょう。仕事の調整や疲れたときの休憩などには周囲の理解が必要です。妊娠初期は、まだ隠しておきたいという気持ちもあるものですが、自分や赤ちゃんにとって、隠しておいてよかったということは基本的に無いでしょう。
つわりなどで業務に支障をきたす場合は、医師に診断書を書いてもらえる場合もあります。上司にはその前に報告を済ませておくとスムースです。
こまめに休憩をとる
仕事の合い間に少しずつ休憩をとるように心がけましょう。立ち仕事の場合は、少しずつでも座れる時間を作ると良いですね。お茶を飲んで一息つく、トイレに行く、外の空気を吸うなど、一日の中でちょっとした休憩をこまめにとれば、気分も良くなり、疲れやすさを悪化させることはありません。
背伸びをしたり重いものを持ったりしない
背伸びをすることは母体に直接的な危険はありませんが、背伸びをしてお腹に力が入ってしまうと、赤ちゃんに悪影響をおよぼす危険性があります。背伸びをしたり、重いものを持ったりする行為はなるべく避け、妊婦さんにできないことはひとに任せましょう。
通勤ラッシュを避ける
通勤ラッシュは、どうしても身体が疲れる原因に。通勤ラッシュを避け、時間に余裕を持った出勤をすることで、疲れやすさも改善され、気分も良くなりますよ。
冷暖房の強さに気をつける
冷暖房が強すぎると身体が疲れる原因に。職場で温度管理が可能な場合は、冷房は25~28℃、暖房は18~22℃に設定するのがおすすめです。
また、睡眠時に冷暖房がつけっぱなしだと、深い眠りにつくことができないといわれます。眠る前には部屋を快適な温度にし、冷暖房を切ってから眠りにつくと良いでしょう。
自分なりの疲れ対処法を見つけて
妊娠初期症状としての疲れやすさは、感じ方に個人差こそあれ、ほとんどの妊婦さんが経験することです。妊娠中にちょっとしたことで疲れを感じたら、疲れやすさ対策も参考に、自分なりの疲れ対処法を見つけて実践してみてくださいね。
妊娠初期には葉酸を
妊娠1ヶ月以上前から妊娠3ヶ月の女性は葉酸を摂取するよう心がけましょう。厚生労働省は妊娠可能性のある女性に対し、食事からの摂取に加えて1日400μgの葉酸を摂取することを推奨しています。
ベルタ葉酸サプリは400μgの葉酸を摂取できるほか、鉄分やカルシウム、ビタミン、ミネラルや美容成分も一緒に摂取でき、妊娠中の健康維持に役立ちますよ。
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