臨月の体重管理の方法は?1週間でどのくらい体重増えた?先輩ママの口コミ・体験談!
臨月になるとお腹が大きく動きづらいために運動不足になったり、ついつい食べすぎてしまったりする妊婦さんも多いかもしれません。逆に無理にダイエットしようとして体重を抑えすぎてしまうケースもあるようです。臨月にはどのように体重を管理すれば良いのでしょうか。太りすぎずやせすぎない、適切な体重を保つための方法はあるのでしょうか。
本ページはプロモーションが含まれています
目次
「臨月のときどのように体重管理をしていましたか?」
赤ちゃんがおりてきて胃がすっきりすることが多い臨月は、体重増加に気をつけたい時期ですね。臨月の体重管理をどのように行っていたかアンケートをとったところ、もっとも多かった回答が「食事制限をする」で半数以上を占めました。
次に多いのが「運動をする」で三割以上を占め、残りの「その他」と答えた方の回答は「食事制限と運動両方行った」という方と「なにもしていない」という方に分かれました。
妊娠中の適切な体重増加量は、非妊娠時のBMI( 体重【kg】 ÷ (身長【m】×身長【m】)によって異なります。以下の目安を参考にしてみてください。
非妊娠時のBMI | 18.5未満(やせ型) | 18.5~25.0(普通) | 25.0以上(肥満型) | 30.0以上 |
全妊娠期間の体重増加量(推奨) | +12~15kg | +10~13kg | +7~10kg | 個別対応(上限5kg) |
「臨月には一週間にどのくらい体重が増えましたか?」
臨月のとき、一週間での体重の増加量は「300g〜500g」と回答したママで大部分を占める結果となりました。「その他」の回答にはばらつきがあり、「200g」「900g」と答えたママがいました。先輩ママの臨月の体重増加量と比べ、自分がどの割合に該当するのか確認してみましょう。
「臨月のときの体重増加に関するエピソードをおしえてください」
なにも食べなくても体重が増える
「息をしてるだけで太るとは聞いていましたがまさかそんなことあるわけないじゃん!と思ってたら本当にそうでした。何も食べなくても増えます。それは赤ちゃんなのか自分が増えているのかはわかりませんが、日に日に増えます。私はトータル20kg太ったのですが、1/3は臨月のときに増えた体重です。でも怖がらずに体重計に乗っていないとどんどん増えるので、常に意識するためにも体重計は乗っておいたほうが良いなと思いました。」
【20代・Yさん】
「一週間で300gほど体重が増えてしまい、炭水化物を減らして野菜や肉を食べるように栄養指導を受けました。頑張って食べないようにしていてもどんどん体重が増えてしまい、健診のたびに医師から怒られていました。妊娠前よりプラス10kgで頑張っていたのに、医師が厳しかったので健診での体重測定が憂鬱(ゆううつ)でした。」
【20代・Rさん】
体重増加の原因は「むくみ」
「臨月になるまではゆるやかな体重増加だったのですが、臨月に入ったら急激に増加してしまいました。どうやら原因は「浮腫(むくみ)」だったようです。それは私もすぐにわかりました。足首から下がパンパンになっていました。漢方を処方してもらいました。」
【30代・Aさん】
「臨月になるとお腹が圧迫されて苦しく、食べて太るというよりは動かないから太る、便秘がすごい、お腹の赤ちゃんも大きくなっている、もう何で体重が増加してるのかわからない!という感じでしたが、産んでみたら全てむくみだったことが判明。」
【20代・Nさん】
太るけれど食べてしまった!
「パイナップルが食べたくて食べたくて、一日一玉食べていたらものすごい勢いで体重が増加し糖も出てしまいました。かなりひどい貧血だったためか親が魚より肉料理を薦めるので、どんどん体重増加してしまいました。」
【30代・Kさん】
「味が濃くカロリーの高いラーメン、カツカレー、カツ丼、焼肉、牛丼などを食べ続けてしまい、妊娠中毒症になってしまいました。お腹が大きくて動きにくく、運動も少し歩く程度、あとはゴロゴロして過ごしていたら、あっという間に体重か増えました。むくみも出てきて顔はパンパン、手足も風船みたいになり、緊急入院するはめになりました。」
【20代・Jさん】
しっかり運動していました!
「旦那さんと体格があまり変わらないので、旦那さんの体重を超えるのは妊娠中とはいえ嫌だったので、早朝に一時間のウォーキングを毎日続けていました。」
【30代・Dさん】
「今までと同じような食事の量をとっていても、なぜかどんどん体重が増加します。食事はカロリーを抑えるようにしました。特に揚げ物や塩分が多いものを摂るとむくみの原因にもなりました。急激に体重が増加すると産婦人科の先生に注意を受けるのでウォーキングをして体重管理しました。」
【30代・Oさん】
病気になってしまったママも!
「臨月に入ってから仕事も休みになり家でゴロゴロする毎日。37週に入ると全身に浮腫みが出てしまい、妊娠高血圧症候群になってしまいました。水分太りで一ヶ月で体重が5kgも増えてしまい、かなり危険な状態になり入院することになってしまいました。」
【20代・Eさん】
「自分の体験を踏まえた臨月の体重増加に対するアドバイスを教えてください」
体重増加は仕方がないこと!
「体質もあると思いますが臨月は多かれ少なかれ増えます!これはもう諦めるしかないと思います。ですが、急激な体重増加はママの身体にも赤ちゃんにも良くないので、質の良いご飯を食べることだと思います。お肉より魚、冷たいサラダより温野菜など、消化に良いものを工夫してしっかり食べていれば体重も急激に上がることはないと思います!あとは、便秘に気をつけたほうが良いです!」
【20代・Hさん】
「臨月に入ると赤ちゃんも大きくなるので、急激に体重が増えるのは仕方のないことだと思います。食事は普段より気持ち少な目にして食べていれば大丈夫だと思います。私は臨月に体重が一気に増加しましたが、赤ちゃんが大きめで出産したらすぐ妊娠前の体重に戻りました。気にしすぎるとストレスになってしまうので、あまり気にせずゆったりとした気持ちで過ごすと良いです。」
【20代・Uさん】
無理のない運動と食事制限をしましょう!
「体重増加を控えめにするには、食事のコントロールと運動だと思います。臨月にもなると寝ていても起き上がるのが大変で動きたくなくなりますが、出産にむけて体力作りもかねたウォーキングなど、無理のない運動は必要です。体重が増えすぎると、産道に脂肪がついて難産になりやすくなるそうです。ひとりで運動するのはつらいですが、友達や家族と一緒にすると長続きしやすいです。」
【30代・Gさん】
「運動は歩く程度でせいいっぱいなので食事に気をつけなければなりませんが、普段でもダイエットはつらいものです。ただ我慢するのではなく、おやつにカロリーの低い物を選びながら種類を組み合わせて、少量を一日に三回と決めて食べます。午前、午後で満足ならそれでおやつをやめます。足りないときは夕飯の後のデザートとして最後にいただきます。このとき咀嚼(そしゃく)を多くする努力をすることで、満腹感が得られるようになります。便秘にもなりがちなので、炭酸水を食事の後に200mLくらい飲むと普段よりも満腹感が得られます。」
【20代・Mさん】
「歳をとると体重が落ちないことを知りました。なので、面倒がらずにこまめに運動したほうが良いと思いました。また、運動だけでなく食事制限も多少は必要なのかなと感じました。栄養も摂取しないといけないので難しいですがね。」
【30代・Sさん】
「胎児が下がりはじめると食欲はおさえられなくなるので、何を食べるのかで調整したら良いと思います。出産間近の不安やイライラもあり胎児に影響してもいけないので、私はキャベツを進んで食べていました。あとは臨月だからといって家に引きこもらず、運動と気分転換も兼ねて外に出ることだと思います。」
【20代・Fさん】
話し相手がいると心強い!
「帰省出産だったので、常に両親のどちらかがそばにいてくれて話し相手になってくれたことで、間食の欲求は緩和されていたと思います。ひとりで家にいるよりは、自宅周辺に散歩に出かけたほうが間食からは逃れることができます。体重を減らすほどは動けないので増やさないようにするのがせいいっぱいでした。出産は設備の整った産院であっても、自然分娩なら昔から変わらない原始的な母親になる人の力で行うものなので、太っていなくて筋肉があるほうが安全に楽に産める可能性は上がると思いました。」
【20代・Oさん】
臨月は健康的な体重管理を
臨月の体重管理は想像以上に難しいですよね。ただ、臨月の体重増加を気にするあまり、ストレスになってしまうのもよくありません。神経質になりすぎずに毎日を過ごすことも大切です。本来妊娠中に体重が増えるのは自然なことなので、多少の増加であれば増えてしまうものだと割り切るほうが良いかもしれませんね。「太らないようにする」のではなく「太りすぎないようにする」という意識をもって生活しましょう。
太りすぎている場合には、臨月の体重増加対策として、毎日のちょっとした食事の工夫や簡単にできる運動から始めてみましょう。無理な食事制限や激しい運動は控えてくださいね。妊娠中に必要な栄養素はしっかり必要量を摂り、健康的な体重管理を行いましょう。
※この記事は2024年11月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。