おさがり?買い足し?どう過ごす?ふたり目の出産準備はこれで決定!
ひとり目のときのように自由に動けないのがふたり目出産のつらいところですよね。急に陣痛が来たらどうする?里帰りは?何を買えば良い?そんなふたり目の出産準備の心構え、絶対必要なものとおさがりで乗り切れるもの、あると便利なものを集めました。
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目次
ふたり目の出産準備はいつから?
ふたり目の出産は、ひとり目と違い、上のきょうだいとの生活や予定もあります。妊娠後期には入院中や産後の生活について、おおよその目安が立っていると安心です。子どもの予定などは急に変わりやすいので、余裕をたくさん持って計画しておくことが大切です。
上記に加え、ふたり目の出産によって環境が変化するため、上の子のメンタルケアも大切になってきます。ママの都合だけではなく、お兄ちゃんお姉ちゃんの気持ちも置き去りにしないような準備をしましょう。
里帰りするときは上の子のスケジュールに合わせる
上の子が未就園児なら、里帰りの都合は合わせやすいでしょう。しかし、上の子が園や学校に通っている場合は、可能なら上の子を優先して自宅で過ごし、ママやパパのお母さんなどにお手伝いをお願いできると良いかもしれません。上の子は理解できることが増え、環境の変化に敏感になっているときでしょうから、できるだけ日常を崩さないような生活をすることをおすすめします。
出産予定日が長期休みに被っているのなら、里帰りする場合のスケジュールは子どもの予定に合わせて調節しておきましょう。
急な陣痛や破水に備えて早めの準備が必要
二人目の出産は早まることもよくあると言われています。急に陣痛が来たときにすぐ動けるよう、妊娠後期に入ったら早めに準備や手配をしておくと安心です。入院準備、上の子の預け先、入院中の上の子の日用品、退院後の生活に必要なものを、自分だけではなく家族やお世話になる人にもわかるようにしておきましょう。万が一のために、タクシーの呼び出し番号や陣痛タクシーの登録も忘れないでくださいね。
臨月に入る前には入院準備を済ませておく
先ほどもお伝えしたように、経産婦は出産が早まることが多いので、余裕を持った入院準備をしておきましょう。また、早めに準備をする際は、出産時期にあたる季節も考慮すると良いですね。
上の子の預け先を確保は早めにしておこう
上の子をどこに預ける場合でも、産前に何度も練習をしておくと、子どもも安心して過ごすことができます。
未就園児の場合
未就園児の場合は保育園、ベビーシッター、自治体のファミリーサポートなど、預け先を探しておきましょう。大体は予約制なので早めの確認、予約が安心です。
自治体によっては、産前産後の保育園利用が優遇されている場合もあるので調べておきましょう。初めての集団生活だと、慣れるまで子どもはとても不安です。出産前に何度か通って慣らしてあげると良いですね。また、家に来てもらうサポートでなく、保育園などに送迎が必要になる場合は、ママやパパ以外の誰がどのように送迎するかを園の人と確認しておきましょう。
就園、就学している場合
日中の居場所はありますが、送迎者や朝晩の預け先が必要です。延長保育や学童などの予約、確保を確認しておくと良いでしょう。行き帰りの送迎方法や送迎者についても施設と確認しておくと安心ですね。
育児経験者だからこその絆、上の子のママ友も頼れる存在です。入院中の子どもの送迎などを引き受けてくれることもあるので、相談してみるのも良いでしょう。
ふたり目出産準備の費用は賢くおさえよう
ふたり目の育児グッズは、なるべく費用をおさえたいものです。短い期間しか使わないものだからこそ、家にあるもので乗り切りたいですね。また、ひとり目の経験から不要だった育児グッズもあることでしょう。おさがりを使ったり、お友だちから借りたりして、できるだけ新しく買わなくても良い工夫をしてみてくださいね。
費用をおさえるならなるべく上の子のおさがりを使う
使う期間が短いため、たくさん使っていてもきれいなまま残っているベビー用品がきっと家に眠っていることでしょう。ぜひ上の子のおさがりを活用しましょう。
上の子のときにもったいなくてあまり使えなかったよそゆき着や、反対に、いただききもので趣味が合わずに出番のなかった服もあるかもしれません。おさがりだと思えば意識も変わり、気軽に使えてしまうはずです。上の子も下の子も両方使ったものは、きっとママやパパの思い出の品になりますよ。
ママ友やパパ友、上の子の友達におさがりをもらったり借りたりして費用をおさえる
ふたり目ママやパパの強みは、すでに上の子でママ友やパパ友の繋がりがあるということです。ベビーバスやベッド、新生児肌着など使用期間がわずかなものも多いので、使い終えて保管しているママやパパ、処分に困っているママやパパもいるはず。一度聞いてみると貸してくれるかもしれません。
おさがりで使えるもの
肌着や服などの衣類、ベビーバスや抱っこ紐などはおさがりが活躍します。新生児時期やワンシーズンしか使わないものは新たに購入せず、あるものや代用できるもので乗り切って、成長後のお世話グッズを揃えると無駄がありません。
新たに買い足しが必要なもの
おむつ、おしりふき、せっけん、ベビーローションなどの消耗品は買い足しが必要です。また、赤ちゃんが過ごす部屋の環境や、上の子の年齢によっては、赤ちゃんを床に寝かせておくのが危険な場合もあります。ベビーベッド、バウンサーやハイローチェアなどの高さのある場所の確保が必要なこともあるでしょう。
生まれる季節に合わせて必要なもの
上の子と出産季節が違う場合、必要なものが少し変わってきます。季節で必要な新生児グッズは、買い足しておいても良いかもしれません。ただ、上の子が現在使っているもので代用できそうなものがあれば、絶対に必要というわけではありません。使用期間が短いグッズは、できるだけ代用の工夫をしましょう。
ふたり目の出産準備品のポイント
ふたり目の出産準備品や育児グッズで、準備しておくもの、あるとママやパパが少し楽になるとものを集めました。
消耗品の購入
おむつやおしりふき、ガーゼなどの消耗品は新たな買い足しが必要なので、産前にある程度準備しておくと安心です。かさばる上に比較検討が不要なおむつなどの消耗品は、上の子を連れての買い物が大変な場合、ネットでまとめて注文しておきましょう。
ベビーベッドやバウンサー
上の子がまだ小さいと、赤ちゃんを踏んでしまったり、お世話しているつもりが危険なことがあったりと、一緒に過ごす時間は気を付けないといけないこともあります。赤ちゃんの過ごす部屋の環境によっては、ベビーベッドやバウンサーなど、上に寝かせてあげるグッズがあると便利です。移動が楽なバウンサーは、お風呂での待ち時間にも使えて便利ですよ。
お風呂グッズやベビーカー対策
ママやパパひとりだけで子どもたちををお風呂に入れなければいけないときや、ふたりを連れて出かけることもあります。ママやパパがひとりで子どもふたりの面倒を見るのは、子どもがひとりのときと違ってとても大変なので、便利グッズを活用しましょう。
お風呂のときは、体や頭を洗う間にひとりずつ待ってもらえるよう、ベビーチェアなどを活用すると便利です。湯冷めしないようにお湯をかけながら洗うのがコツですよ。
お出かけのときは、ベビーカーと抱っこ紐をフル稼働しましょう。上の子がまだ小さいと、長時間歩けなくなってご機嫌が悪くなってしまうこともよくあります。ベビーカーにつけられるステップで、一緒に乗せてしまうのも良いですね。
性別に合わせたもの
上の子と性別が違うときのお出かけ着などは準備が必要です。ただし、赤ちゃんグッズはユニセックスで使えるデザインも多いため、好みが出てくるまでは男女だからと特別に区別したものでなくても良いかもしれません。
家で過ごすときには性別が違うデザインのものを使っていても問題ないので、パジャマや家着はおさがりでも良さそうです。異性のお友だちのママやパパから、サイズアウト品をおさがりでもらえることもありますよ。
季節に合わせた道具
上の子と出産季節が違う場合、新しく準備しておくと便利なグッズもあります。例えば以下のようなものなどです。
■春夏生まれ
薄手のブランケット、吸水性のある衣類、ベビーカーや抱っこ紐の保冷グッズ、汗取りパッドなど
■秋冬生まれ
軽くて暖かい布団やブランケット、保温性のある衣類、抱っこ紐やベビーカーに取り付ける防寒用品など
使用期間は短いですが、あるとママやパパの負担が少し減るお役立ちグッズです。せっかくなら成長しても使えそうなもの、上の子と兼用できそうなものが見つかれば良いですね。
ふたり目出産の準備リスト
ママの妊娠準備品
■マタニティインナー
ショーツ、ブラジャー、腹帯などです。
■妊娠線予防クリーム
ひとり目のときより皮膚が伸びやすくなっているので、塗り忘れないようにしましょう。
■マタニティ服・パジャマ
産後の授乳にも使えるタイプだと長く着られます。
■産後インナー
生まれた後は忙しくて買えなくなるかもしれないので、早めの準備が安心です。
ママの入院準備品
■パジャマ
最低枚数3枚あれば洗い替えができるでしょう。お見舞い時に洗濯を頼みましょう。
■下着
汚れることも多いので、少し多めに準備しておくと安心です。産後もしばらく妊娠中のものを使います。
■産褥ショーツ
あれば便利ですが、なければサニタリーショーツでも良いかもしれません。
■夜用ナプキン
産後すぐや入院中は産褥ナプキンをくれる病院がほとんどです。悪露はだんだん夜用ナプキンで代用できる量になります。
■授乳用品
授乳ブラジャーと母乳パッドなど。ひとり目の場合は母乳が出るまで時間がかかることがありますが、上の子で母乳育児だった人は母乳の出が多いこともあるので、母乳パッドがあると安心です。
■時計
部屋にあるかもしれませんが、持っておくと授乳の間隔を計るのに便利です。スマホで代用もできます。
■入院セット
洗顔用具、食事のコップや箸、スリッパ、タオル、小銭など。病院で用意してくれるものもあるので、確認して最小限の荷物にしておきましょう。
■退院着
ママと赤ちゃんふたり分です。退院時赤ちゃんはおくるみで包むので、必ずセレモニードレスである必要はありませんよ。
■出産時に準備しておきたいグッズ
アロマや音楽など、バーズプランで考えていたものがあれば入れておきます。入院中にママの気持ちをあげてくれるようなグッズがあれば、一緒に準備しておくと良いですね。
上の子の準備品
■産後の預け先
まず一番に考えておきたいところです。入院中の預け先、園の送迎を頼む人、産後のお手伝いなど、家族や親族だけでなく、万が一のとき用にファミリーサポートやベビーシッターの登録もしておきましょう。園や学校に関係することは、ママ友にもお願いしておきましょう。
■アレルギー対策品
アレルギーのある子は、ママが不在のときに使うものを準備しておきます。加えて子どもを預ける先にも(相手が育児のプロではないときは特に)正確に伝えておきましょう。
■毎日使うもの
制服やカバン、園が学校に毎日持っていくもの、習いごとのもの、決まった日に持っていくものなどを分けてわかるようにしておきます。制服やお弁当グッズなど、ママがいなくてもわかる場所に置いて、子どもと一緒に確認をしておくと良いですね。
■チャイルドシート・ジュニアシート
退院を車でする場合はすぐに必要です。上の子に新しいものを買う場合は、生まれる前から練習しておくとすんなり慣れてくれます。
■里帰り準備品
里帰り出産をする場合は、上の子の旅行セットも準備が必要です。滞在先で用意しても間に合うものも多いので、最小限で大丈夫でしょう。
■ごほうび
何かと我慢することやストレスが溜まることもある上の子に、特別感があるごほうびを準備してあげましょう。家の中で過ごすことが増えるので、おうち遊びが楽しめるようなおもちゃなども良いですね。
ふたり目ベビーの出産準備品
■新生児時期の衣類
短肌着3着、コンビ肌着3着、ツーウェイオール3着。最低限このくらいあれば1ヶ月は乗り切れます。
■新生児時期の消耗品
おむつやおしりふきなど。上の子が使っていた銘柄も下の子の肌に合わないこともあります。大量に買わず、少量で試しながら産後に揃えていっても間に合います。
■チャイルドシート
新生児が使える品を産前に装着しておきましょう。
ふたり目ベビーのベビー用品
■ミルク用品
ミルク育児の場合は哺乳瓶と、新しい乳首、消毒用品が必要です。
■授乳用品
母乳育児の場合は、上の子を連れて出かけることも増えるので、外の授乳はひとり目より増えます。授乳ケープや授乳服があると便利です。
■お風呂グッズ
ベビーバス、ベビーせっけん、ベビーローションなど。生後1ヶ月を過ぎて一緒にお風呂に入れるようになったら、バスチェアなども必要かもしれません。
■おやすみグッズ
一日のほとんどを寝て暮らす赤ちゃんが快適に過ごせる場所を確保しましょう。上の子との適度な距離を保てるような、バウンサーなどがあれば便利です。お昼寝やお出かけ時に使うブランケットは、上の子も一緒に使えるようなものがあると良いですね。
■お出かけグッズ
早い時期から外に出る機会が多い下の子です。ベビーカーや抱っこ紐、お出かけ用の防寒着や紫外線対策品も忘れずに準備しましょう。
余裕のある準備で、賢く乗り切ろう!
ふたり目の出産では出産の手順や子育てのイメージはわきますが、ひとり目のときのような自由は大幅に減りますよね。子どもふたり分のお世話は、生活に慣れるまで大変なことばかりです。予期せぬこともたくさん起こるので、早め早めの準備と、便利グッズで乗り切りましょう。
子どもふたり分の荷物やグッズもどんどん増えてしまうので、きょうだいの兼用や代用グッズを上手に使い乗り切っていくのも必要になります。もちろん、たくさんの人の手もどんどん借り、ひとりで頑張りすぎないことが大切ですよ。
そして、ママやパパももちろんですが、何よりも気を付けてあげたいのは上の子の情緒です。寂しくないような産前産後の居場所確保と産後の生活をして、出産前に親子で慣らしておくことも大事な準備のひとつです。忙しくなりますが、なるべく余裕のある行動を心がけてくださいね。