【保育士解説】妊娠中のママの出産準備!子育てグッズ・心の持ち方・赤ちゃんとの関わり方を紹介! 河西景翔#10

保育士・子育てアドバイザーとして活躍する河西景翔先生の連載第10弾。今回は「妊娠中のママたちへのアドバイス」。2020年4月現在、新型コロナウイルスの影響を受けて妊婦さんも不安な毎日を過ごしていることでしょう。そんな方のために、妊娠中に準備しておきたいことやアドバイスを河西先生がつづってくれました。

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この記事の監修

河西 景翔
保育士・子育てアドバイザー
河西 景翔

目次

  1. 出産前にそろえておくと良いおすすめのベビーグッズ
  2. 母親学級のオンラインサロン&教室
  3. 出産後の赤ちゃんとの関わり方
  4. 出産後のママへのアドバイス
  5. 河西景翔先生による子育てのアドバイス動画はこちら!
  6. 河西景翔先生のコラム
  7. 著者情報:河西景翔(かわにし けいと)
  8. 妊娠・育児に関するお役立ち情報発信中!
  9. あわせて読みたい

2020年4月現在、新型コロナウイルスの影響を受けて、母親学級が中止になるという自治体もあるようです。ままのて編集部にも、妊娠中のママから無事に出産を迎えられるかという不安の声が寄せられました。

本来ならば母親学級やベビー用品を取り扱うショップに行ってたくさん聞いて、見て学びたいことですよね。しかし、十分に出産準備をできない方も多いでしょう。そこで、河西先生が妊娠中のママや新米ママに向けたアドバイスをご紹介します。

出産前にそろえておくと良いおすすめのベビーグッズ

河西先生

ここでは、私が出産前に揃えておくと良いアイテムをご紹介します。

おすすめの商品もピックアップしていますので、ぜひ参考にしてみてください。

ベビーラップ

妊娠中に用意しておきたいベビーグッズで私がおすすめするのは「ベビーラップ」です。

近年、私の周りでは、ベビーラップを使用しているママがたくさんいます。赤ちゃんは信頼しているパパママと身体を密着していると、心動を通して気持ちがリラックスし、心地良い状態で過ごせ精神的にも安定するそうです。

大人目線で考えると、ベビーラップは、バックルなどで調整することもありません。男女の体形関係なく身体にフィットして赤ちゃんが揺れない姿勢になるので、抱っこをしているパパママが普段と変わらず自由に動けるのも利点のひとつですね。身体の高い位置で抱えれば赤ちゃんと同じ目線で物事をとらえることができ、赤ちゃんの気持ちに共感することで成長発達を促すことができます。

災害時のことを視野に入れると、スリングは赤ちゃんが落ちないように片手で必ず支えないと落ちてしまう危険があります。しかし、ベビーラップであれば、パパママとしっかり密着するので、走って避難しても赤ちゃんが大きな揺れなどを感じることもありません。両手を使うことができるのも安心材料のひとつですね。

【Boba】ラップ
¥5,980〜(2020/04/28 時点)

赤ちゃん用の保湿剤

出産前に赤ちゃん用の保湿剤も用意しておくと良いでしょう。

医師の方とイベントを開催した際に学んだことです。赤ちゃんは肌がかゆくて自らかいてしまうとしますよね。赤ちゃんは大人に比べ皮膚が非常に薄いので、かいた場所に擦り傷ができてしまうとします。すると、その擦り傷に花粉やアレルギー反応を起こすウイルスが入り込み、アレルギー体質になってしまう。このことを「アレルギーマーチ」と呼ぶそうです。

赤ちゃんのアレルギーを防ぐためにも、しっかり保湿剤を使って肌を守ることをおすすめします。出産後に産院で聞いても良いですし、妊娠中に赤ちゃん向けの保湿剤を用意しておいても安心です。

【BABY BORN】ボディミルク
¥4,180〜(2020/04/28 時点)

1本:300mL

ママのリラックスタイムのアイテム

出産後はリラックスをする時間も大切ですよね。そんなときのために、ノンカフェインの飲み物や、気持ちが落ち着けるようなバスオイル、アロマなどを用意しておくと良いかもしれません。

河西先生

赤ちゃんのお世話の時間も大切ですが、ぜひママの時間も大切にしていきましょう。

母親学級のオンラインサロン&教室

河西先生

私の周りでも出産を控えている妊婦さんが多く、新型コロナウイルスの影響を受けて出産などに関して不安を感じている方がたくさんいます。ぜひ下記の内容を参考にしてみてください。

2020年4月現在、新型コロナウイルス感染の拡大防止などで軒並み両親学級などがキャンセルとなる地域もあるようです。妊娠中の生活や出産に向けて、どうしたら良いのかわからないと不安を感じている方も多いでしょう。

助産師さんが運営しているおすすめのオンラインなどを紹介しますので、ぜひ参考にしていただき出産にむけて準備してみてくださいね。

また、助産師さんたちが集まり、オンラインで両親学級を行っているところもあるようです。不安を感じているママは、ぜひサイトをチェックしてみてください。

オンラインで開催されている両親学級は、無料・有料のもさまざまですが、ママに向けた内容を発信している団体もあります。助産師さんから妊娠中や出産の際の知識を教わり、安心して分娩を迎えられると良いですね。

河西先生

こうした相談先もママが動けるうちに探しておくと良いかもしれません。情報はパパと共有して有効に利用していってくださいね。

出産後の赤ちゃんとの関わり方

河西先生

出産後の赤ちゃんのお世話に不安を感じる方もいることでしょう。赤ちゃんが好む部屋作りや育児で心がけたいことをお伝えします。

室温は27℃前後・湿度にも気を配ったお部屋作りを

生まれたばかりの新生児は、温度の変化に弱いと言われています。温度の変化が原因で低体温や発熱しやすくなったり、新陳代謝の異常が起こったりすることがあります。

室温(27℃前後)・湿度(60%程度)が赤ちゃんにとって快適な室内といえるでしょう。赤ちゃんが過ごす部屋は、保温・保湿を心がけてくださいね。

赤ちゃんをびっくりさせないよう心がけて

モロー反射(大きな音によって急に身体をびくっとさせ、両手を開いて腕を外側に伸ばし広げるような動作のこと)を見せるのもこの時期からです。

音に対して敏感な時期です。赤ちゃんが不安にならないためにも、なるべく大きな音はたてないようにしてください。

しかし、まったく無音な環境を作る必要はありません。赤ちゃんにとって、やわらかく優しい生活音は安心材料のひとつです。音を聴かせてあげることは健康な身体を作る元にもなるので、穏やかな優しい声でたくさん語りかけてあげてください。

赤ちゃんにたくさん語りかけてあげて

赤ちゃんに話しかけても反応が感じられず、ひとりで話しているようで恥ずかしいのでなるべく声をかけないという方もいます。しかし、それは大きな間違いです。

赤ちゃんは語りかければかけるほど、喋り始めるのが早くなると言われています。「あー」「うー」などの喃語も、実は150語以上の意味があるそうです。恥ずかしがらず、いろいろなことを話しかけていきましょう。

赤ちゃんが不安にならないよう絆を深めて

個人差はありますが、だいたい8ヶ月を過ぎる辺りから、不安によって夜泣きが多くなったり後追いが始まったりする赤ちゃんが増えます。これは、赤ちゃん自身の脳で考えている思いと行動がうまくマッチしないことで苛立ち、気持ちが不安定になることで、夜泣きや後追いが起こると言われています。

後追いは、親子関係の絆を深めるとともに、赤ちゃんの「愛着」の力を形成する大切な時期です。赤ちゃんが不安にならないように、信頼関係のある大人が積極的に話しかけてあげてください。安心できる環境を作っていくことが、赤ちゃんの不安を長引かせない鍵となりますよ。

出産後のママへのアドバイス

河西先生

出産後は育児で忙しい時間が増えますが、家族やパパに赤ちゃんを見てもらえる時間があれば、ぜひママの時間も大切にしていきましょう。

産後のママにお伝えしたいことを紹介します。

子育てほど大変な仕事はないと胸を張って

なるべくリラックスをする時間を作りましょう。出産後2週間は産後鬱(さんごうつ)という言葉があるように、気持ちの変化が激しいときです。パートナーに頼れることは頼って、無理をしないように過ごしてください。

社会でバリバリ働いていた方は、出産前と出産後の生活の差に身体がついていかなかったり、仕事ができなかったりすることで「育児しかしていない」と不安になるママもいます。しかし、それは大きな間違いです。

世の中、子育てほど大変な仕事はありません。自分を責めず「私は子育てをがんばっている!」と胸を張りましょう。

子どもの成長を見守るという考え方

「子育て」という概念を捨て、「子育ち」という考え方をしてみてください。子どもを育てるのではなく、育ちを見守るという考えを持つことが大切です。

憧れのママタレントさんみたいに…と理想を抱くこともあるかもしれませんが、あなたはあなたなりの子育ての良さがあります。赤ちゃんのママはあなただけです。あなたらしくママになっていってください。

河西先生

母親には学歴や経歴は必要ありません。大切なのは、「私でなければできない!」と自信を持って育児することなのですよ。

ぜひ、赤ちゃんとの生活を楽しんでくださいね。

※この記事は2020年4月時点の情報をもとに作成しています。

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著者情報:河西景翔(かわにし けいと)

保育士・子育てアドバイザー。
小学生の頃から保育士を目指し、中学から保育園でのボランティア活動を通して、日本音楽学校に入学し、保育士・幼稚園の資格を取得。
「子育て中のママやパパと、共に悩みながら最良の道を切り開く」
を念頭において、日々奮闘中。

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