【一人目と二人目】育児の違いはある?お風呂や授乳先輩ママの体験談をご紹介!
きょうだいがいる家庭では、一人目と二人目の育児に違いがあると感じるママやパパが多いようです。また、これから二人目の出産を控えていると、どのような生活になるか予想がつかず、不安になることもありますよね。ここでは一人目と二人目のお風呂や授乳など、お世話にどのような違いがあったのか先輩ママの体験談を紹介します。
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目次
一人目と二人目に育児の差はある?
子どもがふたり以上いる家庭では、二人目が生まれた途端に生活ががらりと変わったというママやパパが多いようです。今までは一人目の子に手をかけてあげられたけれど、さまざまなことがないがしろになったり逆に楽しみが増えたりと、環境の変化が目まぐるしいものです。
ここではままのて編集部に寄せられた、「一人目と二人目の育児の差」の体験談を紹介します。
【お祝い】は一人目が豪華?
一人目は盛大なお祝い
一人目のときは、ちょうどベビーシャワーが日本にも普及したこともあり、マタニティスイミングの教室で知り合ったプレママたちとベビーシャワーを行いました。妊娠9ヶ月になると体調がすぐれないことが増えると聞き、妊娠8ヶ月頃にみんなで集まりました。
8人の仲間がいたのですが、それぞれ食事を持ち寄り、会話を楽しんだりゲームをしたりと妊娠中の大きな思い出になりました。出産した後は育児で時間があわないことが増えたので、妊娠中にベビーシャワーをやって良かったと思います。
二人目は上の子のお世話中心、赤ちゃんはどこに?
二人目を出産したとき、上の子は2歳1ヶ月でした。とても手がかかる時期で、産前も産後も上の子中心の生活でした。上の子のときは、極力重いものを持たないように日ごろから気を付けていましたが、二人目になるとそうはいきません。臨月でも12kgの上の子を抱っこしていました。
授乳・睡眠・接し方・離乳食など、すべてにおいて上の子よりも大雑把でしたが、すくすく元気に育っていますよ。
【ベビー用品】の使用感の違いが明らか
一人目は何を使うにも新品
一人目を出産したときは、出産準備品でベビーカーやベビーバス・衣類・ベビー布団…すべてにおいて新しいものをそろえました。衣類に関しては水通しをするのが大変でしたが、これから生まれてくる赤ちゃんのためにと思うとワクワクしましたよ。
お祝いも祖父母や親せきだけでなく、友人・職場の同僚からもたくさんのお祝いの品をいただきました。そのぶんお返しが大変でしたが、お祝いをくれた人たちには心から感謝しました。
二人目はベビー用品もエコ
一人目と二人目が同性だったからかもしれません。生まれた月も似たような時期だったので、肌着・ロンパース・カバーオール・オーバーオール…すべて一人目のおさがりでまかなえました。むしろ、一人目のときに出産準備品で買い過ぎた衣類が役に立ち、無駄にならずにすんで良かったと思います。
下の子は生後8か月になっても新しいものを買う機会がほぼありません。1歳を過ぎて外出の機会が増えたら、きょうだいでペアルックを楽しみたいので、新しい洋服を買い足そうと思います。
【お風呂】デビューの時期にも違いがある?
一人目は1ヶ月健診後にお風呂デビュー
一人目は1ヶ月健診が終わり、問題がないと医師から許可がおりてすぐに、大人と同じお風呂に入るようになりました。生後1ヶ月は里帰り中だったので、祖母に助けてもらいながら赤ちゃんをお風呂に入れました。私が赤ちゃんをお風呂に入れて、洗い終わったら祖母にあげてもらうスタイルです。
コツをつかむまでは大変でしたが、祖父母などの人手があったのでスムーズにお風呂に入れることができましたよ。
二人目はなかなかお風呂デビューが果たせない
二人目が生まれてとても困ったのはお風呂の時間でした。一般的に、1ヶ月健診で問題がなければ大人と同じお風呂に入って良いのは知っていました。しかし、夫の帰りが遅いのと、2歳差の兄がいたので、とても同じ時間に入浴ができません。
一人目のときは生後1ヶ月程度で使わなくなったベビーバスですが、二人目のときは生後7ヶ月頃まで使用していました。ひとりで安定して座れるようになってから、お風呂にバスマットをひいて一緒に入るようになりましたよ。
【記録】の量が徐々に減っていく
一人目は写真も記録も詳細に残る
出産してから赤ちゃんのお世話は大変でしたが、日々違った顔を見せる赤ちゃんがかわいくて、毎日写真を撮りました。さらに、ハーフバースデーや1歳の記念日には写真をまとめて、DVDを作成しては祖父母に配り、喜ばれました。
こまめに赤ちゃんの成長を写真として残すことで、日々の成長が記録ができましたよ。
二人目は記録はないけど頭で記憶
今はスマホなどで簡単に写メを撮ることができることから、上の子のときはことあるごとに撮っていた写メも、二人目になると1/3に減りました。現在、第三子を妊娠中ですが、先輩ママの話によると三人目はさらに減るそうです。できるだけ時間を見つけて、赤ちゃんの写真を残しておこうと思います。
しかし、写真など手元に記録が残っていない代わり赤ちゃんの様子を目で見る機会が増えたので、二人目の成長はしっかりと記憶には刻まれていますよ。
【育児日記】の中身の違いが顕著に表れる
一人目は筆まめ
初めての育児は右も左もわからず、赤ちゃんの生活スタイルを把握するために、おっぱい・ミルク・睡眠・排泄など、こまめに育児日記に記していました。それに加えて、指をしゃぶったり声を出したりと発達も記していたので、見返すと赤ちゃんの成長を振り返ることができます。
育児に悩んだときなどは育児日記を読み返すと初心に返ることができるので、記録をしていて良かったなと思います。
二人目は目で見て判断
二人目が生まれた後も、授乳の時間以外はほぼ上の子に付きっきりです。上の子は、赤ちゃんが生まれて不安定になっている様子が見られたので、できるだけ手をかけてあげようとは思っていました。しかし、ふたりの子どものお世話で忙しく、上の子のときにはせっせとつけていた育児日記も、二人目になると付けることができませんでした。
そのかわり、赤ちゃんを見ていれば「お腹が空いたな」「おむつ替えの時間だな」と、感覚で状態がわかるようになりました。健診や育児相談でも身長・体重などの発達にも問題ないと言われ、順調に育ちましたよ。
【病気】しがちなのは環境が関係している?
一人目の病気は外出が増える6ヶ月以降に増加
初めての子どもということもあり、生後数ヶ月はほぼ外出はしませんでした。乳児湿疹も目立つことはなく、健診と予防接種以外は小児科にかかったことがありませんでした。そのため、生後6ヶ月に突発性湿疹による高熱があがり、慌てふためいたのを覚えています。
赤ちゃんがいざ発熱をするといつもの小児科で良いのか、大きな病院へ行った方が良いのか判断がつきませんでした。予防接種以外でも、母乳の飲みやスキンケアの相談などが気軽にできるかかりつけ医を見つけておけば良かったと思います。
長女のときは、病気が流行る時期はなるべく自宅で楽しめる遊びをするなど、なるべくウイルスが潜んでいそうな場所は避けてきました。そのため、小児科にかかるような病気をしなかったので、0歳の一年間は自治体から配布された小児医療証を使用する機会がありませんでした。
補助が受けられるシステムを利用しないのは少しもったいない気がしましたが、病気をしないに越したことはないなと思い、健康に過ごすことを心がけました。
二人目は生まれて早々に風邪をひき…
次男は冬生まれです。ちょうど2歳差の長男がいるのですが、退院直後に風邪をひいていました。次男にはあまり近よらないように気を付けていたのですが、長男は赤ちゃんを触りたくてほっぺをすり寄せたりにおいをかいだり…生後2週間で次男は鼻水を垂らし、1ヶ月健診を待たずに小児科を受診しました。
受診した先生の方針で、生後0ヶ月の赤ちゃんに薬は処方されず、こまめに鼻を吸い加湿を心がけるよう指導を受けました。夜になると鼻がつまり息苦しそうで、呼吸がきちんとできるかハラハラして眠ることもままならなかったです。
二人目を出産して退院したとき、一人目は保育園に通っていました。ちょうど病気が流行る時期だったのですが、RSウイルスにかかってしまいとても慌てました。上の子と赤ちゃんを別部屋に隔離しました。しかし、生後3週間で二人目はRSにかかってしまいました。
小児科を受診したところ、風邪症状ならば自宅療養で様子見といわれましたが、RSの場合は入院が必要とのことで、一週間程度入院をしました。上の子を責められるはずもなく…きょうだいがいると病気の予防がとても難しいと痛感しました。
こんなに差が出る【スケジュール】
一人目は赤ちゃん中心のスケジュール
初めての育児は、赤ちゃんに何かあったら大変だと思い赤ちゃんの体調や機嫌、お昼寝の時間にあわせてスケジュールを組んでいました。赤ちゃんのお昼寝が終わったら買い物や散歩など、赤ちゃんのペースにあわせて過ごす日常です。
休日は外出をしても何かあれば私かパパが赤ちゃんをあやすことができるので、少し遠出もしました。しかし、基本的には赤ちゃんの昼寝などを優先して、ベビールームや授乳室がある施設に遊びに行くことがほとんどでした。
二人目は昼寝も授乳も屋外で…
我が家のきょうだいは、1歳10ヶ月差です。二人目のときは、一人目と違って赤ちゃんのペースで過ごすことがとても難しかったです。
二人目は、上の子の公園遊びなどに付きあわすことが多く、まだ首も座らないうちから半日~一日外にいました。たまには下の子にあわせて支援センターへ行くこともありましたが、帰りは上の子が公園へ走っていくため、その都度付きあうことになります。屋外で過ごすことが多かったのと母乳育児をしていたので、赤ちゃんがいつお腹が空いても良いように、授乳ケープは必須でしたよ。
ママの【産後のシェイプアップ】
一人目は自然と体重が落ちていくママが多い?
一人目のとき、母乳とミルクの混合育児をしていました。妊娠で体重が10kg程度増えたので、産後の体重の減りがとても心配でした。出産によって5kg程度減ったものの、お腹のたるみなどは隠せません。
出産後、育児はとても大変で、正直ダイエットどころではありませんでした。母乳をあげていたのでお腹が空き、産前以上に食べていた気もします。産後3ヶ月頃に「このままでは体重が戻らないのでは…」と、ふと体重計に乗ったとき、自然と妊娠前の体重に戻っていて目を見張りました。母乳ダイエットという言葉を聞いたことがありますが、まさに実感した気分です。
二人目は食事制限をしても体重が落ちない
一人目のときも二人目のときも母乳育児でした。一人目のときは産後半年ごろには自然と産前の体重に戻り、母乳育児ダイエットの効果を目の当たりにしました。その余裕があってか、二人目を出産後も自然と体重が落ちると過信していて、特別なダイエットはしませんでした。
しかし、産後半年経っても8ヶ月経っても…体重は減るどころか、臨月のときより増えています。二人目も同じように母乳育児でしたし、上の子のお世話もあるのでカロリーを消費していると思ったのですが…本当に不思議でした。
周りのママに聞くと、二人目以降は産後の体重が減らないという意見が多かったです。しっかりと産後のシェイプアップが必要だと感じましたよ。
【夜泣き】の対処法も違う?
一人目は赤ちゃんのために…
一人目のときは、赤ちゃんが泣いたら「おむつが濡れているのかな」「お腹すいたのかな」「泣きすぎて息が止まりそう…」などいろいろなことを思って、泣いたらすぐに駆け付けるようにしていました。
夜泣きに関しても、赤ちゃんが泣けば起きてあやしたり授乳をしたりしていたので、寝不足の日が続き、大変だった思い出があります。
二人目は上の子のために…
我が家のきょうだいは、5歳差です。二人目が生まれて、夜泣きの時期はとても大変でした。上の子は幼稚園の年中の年です。赤ちゃんが夜泣きをすると上の子まで起きてしまい、朝、幼稚園の時間に起きられなかったり、保育中に眠ってしまったりと、日中の生活に影響が出ました。
夜中に赤ちゃんが泣くと、即抱っこか授乳をして上の子が起きないように気を配りました。夜中に気を張ることが多かったので、寝不足が続き、心身ともに疲労しました。
パパと遊びに出かけても…【一日の充実性】
一人目はパパに赤ちゃんを見てもらって買い物
赤ちゃんが生まれてから、なかなか買い物に行けなくなりました。そのため、パパが休みの日はショッピングモールへ行き、ほぼ1週間分の買い物を済ませます。パパに赤ちゃんを見てもらっているあいだに必要なものを買いに行きました。
買い忘れがないように、事前に購入するものをリストアップしていますよ。
二人目は買い物もままならない
我が家のきょうだいは、3歳差です。二人目が生まれてがらりと変わった生活スタイルは、買い物です。私は、上の子と赤ちゃんを連れての買い物はとても大変でした。購入するものを吟味するどころか、お店へ行くと上の子が騒ぎ赤ちゃんが泣くということが多く、欲しいものが買えない状況でした。
これではいけないと思い、自宅にいても届けてくれるネットスーパーや宅配を利用するようにしました。スーパーによっては、店舗とネットの特売が同じで、割安で買える商品もあります。子どもたちが寝たあとなどに、スマホやパソコンから買い物をしました。自宅まで持って来てもらえるので、そのぶん子どもたちとゆっくり過ごす時間が増えてありがたかったです。
一人目も二人目も変わらない、親の【愛情】
きょうだいがいると、一人目・二人目…と育児のスケジュールやお世話の方法が違うと言う意見が多いようです。しかし、何人目であろうが子どもへの親の愛情はまったく変わらないと答えるママがほとんどです。
二人目が生まれると、生活スタイルなどのどのように過ごせば良いかわからず本当に不安でした。上の子がイヤイヤ期だったこともあり、同じように接してあげられるか、愛情を注ぐことができるか、新しい生活が始まるまでわかりませんでした。
しかし、実際に育児をしていると愛情に偏りが出るどころか、ふたりともとてもかわいいく愛おしさが増した気がします。もちろん、二人目が生まれて、親の負担はとても増えた気がしますし、ふたり同時に泣くと、どうして良いかわからないこともあります。
しかし、上の子が下の子をあやしていたり、下の子が反応していたり、ふたりの関わりを見るとなんとも言えない嬉しさが込み上げてきます。
子どもがひとりのときは、子どもをふたり、三人…と連れているママを見て「大変そうだな」「すごいな」と思っていました。現在、我が家には三人の子どもがいますが、子どもが何人いても子育ての大変さや悩みは変わらないと思います。
子どもは皆かわいいですし、それぞれ個性が違っても愛情の注ぎ方は平等ですよ。
かけがえのない家族の時間を大切にしよう
二人目を妊娠して、いざ生まれるころになると、どのような生活になるかわからなくて不安に思うママやパパは多いようです。二人目の育児はママやパパの負担が増えたり何ごともスムーズにいかずつらかったりと、大変なことも多いですよね。しかしその分、楽しみも増えることでしょう。
また、子どもが何人いようと、育児の大変さは関係ないという先輩ママがたくさんいます。ひとりっ子、二人、三人、四人…さまざまな家庭がありますが、子どもへの愛情の注ぎ方は何人きょうだいがいても変わらないようです。さまざまな家庭のスタイルで、家族で過ごす時間をめいっぱい楽しめると良いですね。