【徹底解説】トッポンチーノとは?洗濯の方法は?おすすめのトッポンチーノも紹介!
みなさん「トッポンチーノ」という言葉を聞いたことがありますか。あまり聞きなれない方も多いと思いますが、このトッポンチーノ。調べれば調べるほど、赤ちゃんにもママにも使って欲しいベビーグッズです。多くの方に知って欲しいと思い、今回はトッポンチーノに関して詳しくご紹介したいと思います。
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目次
トッポンチーノとは?
筆者も最近初めて耳にしたトッポンチーノ。実は、イタリアのマリア・モンテッソーリによって考案されたモンテッソーリ教育において推奨されている、赤ちゃんに最適な小さな楕円形のクッションのようなお布団のことを指すようです。イタリアでは商標登録も取られています。写真を見てみると、こんな可愛らしいお布団だとわかりました。
一言でいえば赤ちゃんの布団なのですが、クッションのような優しい弾力性があります。また赤ちゃんを寝かせるだけにとどまらず、おくるみとしても使用することができる万能な布団なのです。
このお布団、化学物質を抑えるために100%オーガニックコットンで作られていることがセオリー。また出産前から母親の匂いがつくようにしておくんだそうです。もう全て赤ちゃんのために考えて作られている、とっても愛のこもったお布団だったんですね。
モンテッソーリ教育って何?
モンテッソーリ教育とはイタリア・ローマの精神病院で働いていたマリア・モンテッソーリ医師により考案された教育法です。1907年にサン・ロレンツォ街に「子どもの家」を設立。発達障害児のために行っていた療育を元に貧困層の子どもたちを対象とした幼児教育を実践し、モンテッソーリ教育法が確率されました。
20世紀初頭より世界各国へ徐々に広がっていき、それから現在に至るまで全世界の私立校で、最も多く取り入れられている教育法だそうです。日本でも約1000もの幼稚園や保育園でモンテッソーリ教育が用いられています。
モンテッソーリ教育の特徴
モンテッソーリ教育の目的は「自らが持つ成長・発達させる力を尊重し、子どもたち自身の自由で自発的な活動を支援すること」です。子どもがあらゆる能力を獲得するのには、それぞれ適した時期があることが結論付けられています。
ひとりひとり個別に向き合いながら、その子の自主性を尊重して教育を実施していくのです。また年齢の違う子と一緒にクラスが編成されるのも特徴のひとつです。異年齢の子と関わることにより新しいことを学んだり、世話をすることで子どもの成長を促します。
有名な教育のひとつですので、ご存知の方も多いと思います。とても深い教育方法ですので、とても一言では言い表せることができませんが、子供の月齢や年齢に合わせた感性(個性)を大切にしている教育法だと言えそうです。
引用元:review.rakuten.co.jp■この商品に関する口コミ
・ベッドに寝かせると起きてしまうことが多いのでトッポンチーノに寝かせたままベッドに移動させてます。
・小さな赤ちゃんの抱っこもしやすく寝かしつけた後そのまま寝かせています。
トッポンチーノを使うメリットは?
ママとつながっている安心感
生まれてからすぐにトッポンチーノを使いはじめることで、ママの匂いと自分の匂いがトッポンチーノにしみ込みます。そんなトッポンチーノが側にあるだけで「安心感」や「幸福感」を得ることができ、穏やかに過ごすことができるそうです。
ママの匂いと自分の匂いが丁度よく融合されたトッポンチーノは、まだよく目の見えない赤ちゃんにとってママといつでもつながっている安心感を与えてくれるのですね。
ママ以外でもお世話しやすい
いつも一緒にいるママに抱っこされていると泣かないのに、ママ以外の人が抱っこすると泣いてしまう赤ちゃんは多いものです。そんなときにも大活躍するのがトッポンチーノです。トッポンチーノ越しに赤ちゃんを抱っこすれば、ママの匂いに包まれた赤ちゃんは安心感を得たままなので、ママ以外の人が抱っこしても泣かずに抱かれ続けることができます。
また「抱っこしやすい」というメリットもあります。抱っこに慣れていない人にとって小さな赤ちゃんを抱っこすることは緊張で肩に力が入ってしまいます。トッポンチーノがあれば抱っこしやすいのでその緊張が赤ちゃんにも伝わらず、自然に心地よい抱っこができそうですね。「泣かれてしまうから…」と抱っこを躊躇してしまう人も安心してお世話をすることができるでしょう。
寝かしつけが楽
抱っこで赤ちゃんを寝かしつけても布団におろすと泣いてしまう…どうしたら上手に布団におろせるの? とお悩みのママも多いはずです。温かいママの腕で寝ていたのに冷たい布団におろされるのですから赤ちゃんは起きてしまいますよね。
こんなときもトッポンチーノがあればトッポンチーノに包んだままの状態で抱っこし、寝たと思ったらトッポンチーノのまま布団におろせばいいのです。ママの匂いや体温を感じたまま布団におろされるので赤ちゃんも気づくことなく、そのまま寝続けることができますよ。
赤ちゃんを移動させるときや外出のときにも
赤ちゃんを移動させるときにも役立ちますよ。赤ちゃんは環境の変化にとても敏感です。ママと自分の匂いにつつまれたままであれば、その不安も軽減させることができます。
また外出のときにトッポンチーノを持っていけば、初めての場所であったとしてもトッポンチーノに包まれていれば「いつもの場所」となるので安心して過ごすことができるでしょう。いつもと違う環境でも赤ちゃんが動揺することなく過ごせると思いますよ。
トッポンチーノの作り方は? 必要な材料と型紙
メリットの多いトッポンチーノ、ぜひ使ってみたいですよね。しかし残念なことにまだ市場が追いついていないためネット販売もあまりされていません。手作りしているママたちもたくさんいますし、とても簡単なようなので、かわいい赤ちゃんのために手作りしてみましょう。
材料
・クッション用の生地…70㎝×110㎝
・中綿200g(シート加工されたものがおすすめ)
型紙
簡単な手順
1.クッション用の生地を型紙を使って縫い合わせます(綿を入れるので一部開けておく)。
2.袋状にしたらシート加工された綿を入れます。
3.綿を入れたら閉じます(クッションの弾力に差がでるところです。実際に触りながら調整しましょう)。
作り方が書いてある本
初めて手芸をする人でも必ず作れるベビーウエアと小物の手芸書。作品はスタイ、おくるみ、2wayオール、おむつケース、マグケースなど。
手芸の基礎と全ての工程を写真でわかりやすく解説しています。
引用元:review.rakuten.co.jp■この商品に関する口コミ
現在妊娠中で、時間があるときに赤ちゃんグッズを作ろうと思い、購入しました。裁縫は大の苦手ですが、写真付きなのでわかりやすいです。少し私には難しいものもありますが、難易度も記入してあるので、それを見ながら作成しています。
手作りキットもおすすめ
かわいい我が子のためにトッポンチーノを手作りしたいけど、体調が優れなくて生地を買いに行けない人は手作りキットを通販で購入するのもひとつの手です。
※キット内容
生地・レース・綿・作り方説明書
【裁縫セット、糸はご自身でご用意ください!】
トッポンチーノの洗濯方法は?
赤ちゃんに使うものですので、いつも清潔に保っておきたいトッポンチーノ。洗濯はどうなのでしょうか。残念ながら洗濯はあまりおすすめできません。トッポンチーノの唯一のデメリットと言ってもいいかもしれませんね。ママの匂いと自分の匂いがしみついているトッポンチーノ。洗ってしまえば赤ちゃんの安心要素がなくなってしまうかもしれません。
また洗ってしまうと、その間トッポンチーノなしで過ごさなければなりません。これらの対処法としまして予め2つトッポンチーノを用意して使い回すようにしましょう。カバーを複数枚準備して洗い替え、クッションは天日干しして清潔を保つようにしてみてくださいね。
生まれてくる赤ちゃんへの最初のプレゼントに
メリットの多いトッポンチーノ。ぜひ生まれてくる赤ちゃんへの最初のプレゼントにしてみてはいかがでしょうか。また娘さんやお友達へのプレゼントにしても素敵ですよね。きっと喜ばれると思います。筆者も事前に知っていたら作っていたと思います。ぜひこれから出産を控えている方は、検討されてみてはいかがでしょうか。