妊婦が結婚式に参列するなら?お呼ばれドレス・ワンピース・靴や食事の注意点
妊婦が結婚式にお呼ばれするなら、どんなことに注意する必要があるのでしょうか。妊娠中はいつからいつまで参列できるのか、お呼ばれドレスの選び方、靴やタイツの注意点、食べ物はどうすれば良いのかといった点について紹介します。無理をしない範囲で、大切な人の幸せを祝ってきてくださいね。
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目次
妊婦が結婚式にお呼ばれするケースは珍しくない
友人や会社の同僚、親族の結婚式にお呼ばれするのは、とても嬉しいですよね。妊娠中の場合でも、結婚式に招待されることは珍しくありません。特に10代後半から40代前後は、結婚・出産する女性が多い世代です。このため、出産や結婚の時期が同年代の友人や親族とかぶるケースもあるでしょう。
体調などの理由でやむを得ず不参加になる場合でも、お祝いの気持ちは届けてあげたいですよね。招待状の返信ハガキで参加を断るだけでなく、ひとことお祝いのメッセージを添えてあげてくださいね。新郎新婦との間柄に応じて、ご祝儀や結婚祝いを別途送るのも良いでしょう。結婚式に参列できる場合には、もちろん直接お祝いしてあげてくださいね。
妊婦の結婚式へのお呼ばれ、出席・欠席を決めるポイントは?
妊娠中に結婚式に招待された場合、出席してよいものかと悩んでしまう妊婦さんは少なくありません。普段使っているお呼ばれワンピースを着るのが難しかったり、食事や持ち物などの注意点が気になったりと、困ってしまうことも多いでしょう。妊婦さんが結婚式への参列を検討する場合には、「場所」と「時期」をまず確認しましょう。
「場所」に関しては、遠距離であれば交通手段を含めて考える必要があります。ホテルであれば何かあった際に休める場所があるかもしれませんが、カジュアルなガーデンウェディングなどの場合には注意が必要かもしれません。「時期」に関しては、真冬や真夏であれば、屋外で式を行うと妊婦さんには負担が大きい可能性があります。また、結婚式の日が妊娠何ヶ月にあたるのかも確認しておきましょう。
さまざまな条件を確認したら、最後に「医師と相談」しておくと安心です。交通手段や時期的要因を考えた上で、注意点をアドバイスしてもらえるかもしれません。妊娠の経過によっては残念ながら参列できない場合もあるかもしれませんが、無理はしないでくださいね。
いつまで妊婦は結婚式にお呼ばれできる?
親しい間柄の友人や親族から結婚式に招待された場合、妊娠中であっても「できるだけ参列したい」と考える人は多いですよね。お呼ばれに際して、いつからいつまでなら妊婦でも結婚式に参加できるのかが気になる人もいるでしょう。
医師と相談の上で問題ないと許可を得ているのであれば、結婚式への出席は問題ないでしょう。ただし結婚式が行われる場所や妊娠何ヶ月にあたるかによって、参列を決める際に気をつけたい点は異なります。
妊娠初期
妊娠4ヶ月までにあたる妊娠初期には、つわりや貧血などの体調不良を訴える妊婦が多い時期です。結婚式へのお呼ばれを受けるかどうかは、妊婦さん自身の体調を考えた上で、検討すると良いでしょう。
妊娠中期
妊娠5ヶ月・妊娠6ヶ月・妊娠7ヶ月にあたる妊娠中期には、安定期に入ります。妊婦さんの体調と妊娠の経過に応じて、結婚式への参加を検討しましょう。
妊娠後期
妊娠8ヶ月・妊娠9ヶ月・妊娠10ヶ月(臨月)にあたる妊娠後期は、お腹がかなり大きくなると同時に、動悸や腰痛などのマイナートラブルが増える時期でもあります。妊婦さんの体調はもちろん、結婚式会場への距離や交通手段、何かあった場合にサポートが得られそうな場所であるかも検討しましょう。
妊婦が結婚式へお呼ばれする場合の服装は?
妊婦が結婚式へお呼ばれする場合には、どのような格好で参加すべきでしょうか。妊娠中とはいえ、お腹の大きさや好みによって、快適だと感じる服には個人差があります。妊婦として注意したい点と自分の好みを踏まえて、お呼ばれスタイルを検討しましょう。
お腹を圧迫しない格好、足元が安定する靴を選ぶと良いでしょう。冷え防止の羽織ものを好みに応じて持参すると安心ですね。腰痛など自分の体調に応じて、必要なものを揃えましょう。あとは各自の好みに応じて、結婚式の服装を選んでくださいね。
妊婦の結婚式お呼ばれ服はドレス?着物?
妊娠中に結婚式にお呼ばれすることになった場合、妊婦はどのようなファッションができるのかについて気になる人は多いでしょう。妊娠前まで着ていたドレスが無理なく着られる人は問題ありませんが、少し窮屈に感じるようであれば、新たなものを用意すべきか検討が必要でしょう。
ワンピース(パーティードレス)
結婚式のお呼ばれスタイルの定番といえば、ワンピースですよね。お腹のふくらみが気になる妊婦さんには、胸元切り替えのワンピース、Aラインのワンピース、バルーンワンピースがおすすめです。胸元あたりから裾に向けて広がるタイプであれば、お腹の形をカバーできるでしょう。
シンプルな妊婦用のワンピースに、ビジューなどのアクセサリーを加えて華やかに仕上げるのも良いですね。
セットアップ
セットアップのパンツスタイルを考える人もいるでしょう。セットアップは、上下が分かれた服のことです。セットアップにはカジュアルなイメージが強い人もいるかもしれませんが、お呼ばれにも使えるフォーマルなものもあります。
スカートのセットアップもありますが、パンツスタイルのセットアップも人気がありますよ。
着物(和装)
妊婦は着物が着られるのか、気になる人もいるかもしれません。マタニティウェディングで和装をする妊婦がいるように、妊娠中でも着物を着ることは可能です。
体型を問わず着ることができる着物ですが、妊婦の着付けには注意が必要です。お腹をしめつけないように、妊婦用の着付けができる人に着せてもらいましょう。
妊婦が結婚式のお呼ばれに履くならヒールなしの靴?
結婚式には、高さ3cm以上の細めのヒールを履いていくのがマナーだといわれています。最近ではカジュアルな結婚式も増えたため、太めのヒールやヒールなしの靴を履いていく人もいますが、気になる人もいますよね。
ウェッジソールのような安定しているヒールで、高さがあまりないものを選んで履く妊婦もいます。しかし可能な限りは、妊娠中という特別な事情があるため、安全を考えてヒールなしの靴のほうが安心でしょう。人気の高いトリーバーチのフラットシューズのように、ファッション性の高いものを履けば、カジュアル感は和らぐかもしれません。
妊婦の結婚式への参列、タイツやネイルはどうする?
タイツ
一般的には、結婚式への参列時には肌色に近いストッキングの着用がマナーとされています。しかし妊娠中に冷えが気になる妊婦は少なくないため、必要に応じてタイツやレギンス・スパッツの着用を検討しても良いでしょう。お腹が大きくなり始めているなら、冷え防止として妊婦用のタイツ・ストッキングがおすすめです。
ネイル
お産に向けた準備が始まる臨月前や妊婦健診時には、ネイルをしないほうが良いという意見があります。このため妊婦さんそれぞれの状況にもよりますが、妊娠初期や妊娠中期であればネイルは問題ないでしょう。
髪型
結婚式のお呼ばれでは、髪型にもこだわりたい妊婦さんが多いかもしれませんね。髪型には、妊娠中だからといって特別な制限はありません。妊婦のヘアカラーは避けたほうが良いとされているため、色を変えたい場合にはヘアマスカラなどを検討すると良いでしょう。
妊婦が結婚式にお呼ばれする際の持ち物
一般的な結婚式に参列する場合の持ち物以外にも、妊娠中であれば必ず持っていきたいものがあります。何かあったときのことを考えて、「母子手帳」と「健康保険証」は必ず持参しましょう。
持参すると便利なものとしては、冷え対策としてのカーディガンやストールがあげられます。また公共交通機関で結婚式の会場に向かう場合には、マタニティマークも持参しておくと良いですね。
妊婦のお呼ばれ服を一式レンタルする方法も
妊娠中は体型が変わるため、結婚式のためだけに新品のドレスが必要になる人は珍しくありません。手持ちの靴やバッグ、アクセサリーがドレスに合わない場合には、一式を新品で用意しなければならないこともあるでしょう。
好みに合うものがあれば、お呼ばれ服や小物をセットでレンタルする方法が便利です。スマホやパソコンでレンタルの注文ができるサービスが多い点も良いですね。自宅まで届けてもらったものを当日着たら、クリーニングせずに送り返すだけの便利なレンタルサービスもあります。
妊婦の結婚式へのお呼ばれ、食事はどうすべき?
妊娠中は、食事にも注意しなければいけません。特に妊婦の食中毒予防の観点から、生ハムや肉・魚のパテなどの加熱していないものには注意が必要です。
親しい間柄の新郎新婦であれば、「妊婦は食べられないもの・避けたほうが良いものがある」ことを結婚式の返信ハガキや直接連絡で伝えましょう。事前に伝えることができなかった場合には、当日に会場スタッフに妊婦である旨を告げ、妊婦が注意したい食べ物が料理にふくまれているかを確認してもらいましょう。
妊婦の結婚式へのお呼ばれ、二次会や受付、余興は?
結婚式への参列だけではなく、二次会にも誘われる人もいるでしょう。二次会だけ呼ばれる人、2.5次会と呼ばれるお披露目会のみに参加する人もいますよね。二次会に関しても場所や時期、妊婦の状況次第で、医師と相談した上で参加するのであれば問題ないでしょう。
受付や余興を手伝うことができるかどうかは、妊婦が対応する内容によります。座って受付をしてよいのか、余興は無理しない範囲でできるものかを確認しましょう。
ただし、途中で退席しなければならないといった、妊娠中ゆえのやむを得ない状況はあり得るかもしれません。妊婦特有の事情も踏まえて相手方が理解してくれるのであれば、オファーを受けると良いかもしれませんね。
妊娠中の結婚式参列に関する筆者の体験談
筆者は妊娠中に3回、仲の良い友達から結婚式に招待されました。
1回は妊娠5ヶ月で自宅から1時間半の距離だったので参加しました。お腹が目立ち始めていたからか、新郎新婦の配慮でひざ掛けやクッションをすすめてもらったり、お酒ではなくソフトドリンクをすすめていただいたり、さまざまな気遣いを受けて嬉しかったです。
結婚式場の方はもともとおもてなしのプロなので、頼ってみても良いかもしれませんね。
また、残りの2つの結婚式は、妊娠9ヶ月で新幹線に乗らなければ行けない地元の会場だったので、辞退しました。出席できない代わりに、自宅でウェルカムドールを作ってプレゼントしたりメッセージを送ったりしたところ、喜んでもらえました。
体調によって出席できなくても、お祝いの気持ちを大事にして、新郎新婦に伝えることができると良いですね。
安心して参加できるようにしっかりと準備を
妊娠中であっても、大切な人を祝いたいという気持ちは変わらないですよね。医師と相談の上、問題ないようであれば、ぜひ結婚式に参列しましょう。妊婦であるがゆえの服装の問題や必需品の用意はありますが、安心して参加できるように準備してくださいね。
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